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健康栄養学科

健康栄養学科学生が産官学連携によりマックスバリュ清須春日店で主婦休みの日食材セットを提供しました

 令和5年9月21日(木)~27日(水)に、健康栄養学科後藤千穂教授のゼミ4年生がマックスバリュ清須春日店にて「主婦休みの日」(リビング新聞が提唱した9月25日の記念日、他に1月25日、5月25日)に合わせた食材セットを提供しました。

 これは愛知県が実施している県民の食生活を自然と改善に導くために関係機関・組織と連携し継続的に食生活改善をサポートする「食の健康チャレンジプロジェクト」のひとつとして、ナッジ理論(小さなきっかけを与えることにより自分自身でより良い選択を自発的にとれるようにする行動経済学の理論)を基に健康キーワードを用いず野菜摂取量向上のためのメニューを提供する「食環境(仕掛け)づくり」に取り組んだものです。産官学連携事業「マックスバリュ清須春日店×名古屋文理大学×名古屋文理大学短期大学部×清須市×清須市食生活改善推進協議会×清須保健所の記念日食材セット品の提供」ということで、令和5年3月より

キックオフミーティング
考案メニューのプレゼン
会議
最終ミーティング

と準備を進めてきました。

 店舗では「しめじと鮭のスープがけご飯」、「焼き鳥缶の野菜蒸し」、「野菜ましまし クラムチャウダー」、「もやしとツナの塩昆布あえ」、「かぼちゃのピーナッツあえ」を提供しました。提供期間中、学生たちは交代で売り場に立ち、袋詰めから陳列、接客を行いました。この取り組みをまとめた動画をiPadで紹介したり、入店客にレシピ一覧を渡して興味を引き付けたりと工夫を凝らし、今年度はこの取り組みを行った過去3年間の中で一番売れ行きが良い結果となりました。

 初日を終えた学生からは「食材セットの良さをお伝えすることが大切だと分かった。」、「自分が考えたレシピです、と伝えたら購入してくれた。顔の見える伝え方は大切だと思う。」「レシピは想像しやすい味の方が興味をもってもらえる。」、「自分たちでレシピを考え、売り場を作り、販売するという一連の勉強になった。」と貴重な経験になったようです。

 この取り組みが地域の皆様の野菜摂取量向上に繋がることを期待しています。