健康生活学部

健康栄養学科

学科の特長

健康生活学部 健康栄養学科

「人」と「健康」を「食」で織りなす管理栄養士を目指します。

生活習慣病予防や健康寿命の延伸を目指して、管理栄養士の社会的ニーズは年々高まっています。健康栄養学科では国家試験対策を独自のシステムで全面支援しています。また全学生にタブレット端末を配布、授業での活用によりITに強い管理栄養士を育成します。


「管理栄養士に合格する」だけでなく「実践力のある管理栄養士」に

本学の栄養士・管理栄養士としての就職率は76.8%。栄養士関連への就職率も合わせると89.8%と、全国管理栄養士課程平均の71.9%を大きく上回っています。
【2019年度卒業生実績】

管理栄養士国家試験の合格も重要ですが、本学では栄養士・管理栄養士の資格を活かした職種に就くということも重要視しています。

1年次からゼミナールを開講。少人数制で細かい指導を徹底。

少人数のフレッシュマンセミナーを1年次に開講。それに加え指導教員制でバックアップすることにより、学生一人ひとりの要望に応えることができる教育体制を実現。また、例えば高校で化学を学んでいない学生に対する支援として化学系の科目を充実させるなど、カリキュラム編成においても配慮しています。

管理栄養士国家試験合格へ1年次から手厚くサポート。

1年次後期からスタートする管理栄養士国家対策試験。過去問題の解説を中心に、4年次には少人数のゼミ単位できめ細かく指導。各学生の実力を模擬テストで把握しながら、個々の試験対策計画をサポート。オリジナルの予想問題に取り組むなど、実践的な指導を行っています。

栄養管理の基礎を学び
連携している医療機関で先進医療を修得。

管理栄養士は、チーム医療を基盤に栄養評価と栄養投与を決めオーダーメイドの栄養管理を担当します。
本学では広く基礎知識や技法を学び、加えて連携している医療機関で高度な先進医療(周産期医療、経腸栄養、透析等)を修得できます。

現場での職務を経験する臨地実習で、高い実践力を。

3年次前期から4年次前期にかけて実施する臨地実習では、事業所や学校、福祉施設、病院、保健所・保健センターなどの現場で、4週間にわたる実践的な実習を行います。給食の経営管理や患者さんや地域の人々と触れ合いながら、管理栄養士の職務内容とプロとしての姿勢を学びます。

基礎から学べるシステム。

あらゆる角度から、実践力の高い管理栄養士を育成。

長年にわたり多数の管理栄養士を社会に輩出してきた本学には、真に実力のある管理栄養士を育成するための教育が充実している。1~2年次の段階からしっかりした将来像を描くための指導があります。例えば、実際に社会で管理栄養士として活躍している若い先輩を招き、仕事の内容ややりがいを話していただいたり、地元の小学校に出向き、よく噛んで食べることや栄養バランスの大切さを教える食育支援の出前授業を行っています。加えて管理栄養士の仕事の素晴らしさと面白さを実感できる体験も多彩に用意しています。

また、食事指導していくためには調理の基本を体得していることが大切ですから、一流のプロに料理方法と味づくりを教わり、基本の重要性を体感できるようにすることを企画しています。さらに、情報メディア学科が併設されている本学の特性を活かし、パソコンやスマートデバイスの栄養指導プレゼンテーションへの応用など、ITを利用した新しい教育を並進させています。管理栄養士の職に就くことは大きな目標ですが、実は管理栄養士としてのスタート地点です。そこからが本学の卒業生の真価が発揮されるのです。

基礎からしっかり指導するので、化学を習っていない人も大丈夫。

知識をただ詰め込むのではなく、基礎から着実に理解を深めながら学んでいくことも本学の特長です。また本学には全国のさまざまな高校から学生が入学してきますから、すべての学生にハイレベルな学習ができるよう配慮しています。高校時代に化学を習わなかった人も基本的な知識から身につけられるよう、まず半年間化学の基礎を学ぶ講義を受け、その後応用の内容へと進めるなど、スムーズな理解を促進するカリキュラムを設けています。こうした基礎からの連携は他のさまざまな専門科目でも配慮されていて、身体について学んでいくにはまず骨や神経・筋肉・内臓などについて学習し、次にそれぞれの機能について学習。

そして機能が損なわれる原因や快復のためにどのような食事が必要かなどを順次学んでいきます。このように全体の関係を理解していくことで、卒業後に出会うさまざまな事例に最適な解決策を導けるようになります。また、教員と学生の距離が近く、学生一人ひとりを細やかに指導。臨地実習や栄養教育実習などで学外へ送り出す際にも、事前にしっかりと準備指導をすることで、より充実した学びを実現させています。