健康栄養学科スタッフがおすすめする本
12月公開予定
フードビジネス学科スタッフがおすすめする本
みんなの機内食 : 天空のレストランへようこそ!

本学大学院、健康情報産業論で使用している教科書の一つです。健康を資本と捉える「健康経営」の理論と実践を体系化した一冊です。単なる福利厚生ではなく、生産性向上や企業価値を高める「投資」としての本質を鋭く分析している点が特徴です。アブセンティイズム等の指標を用いた定量的な効果測定や、経営戦略への組み込み方は、経営学における学術研究における先行レビューとしても価値が高いものと考えています。大学院を目指すフードビジネス学科生に本書をお勧めします。
【紹介者】吉田 洋
最強戦略としての健康経営

海外旅行に行く前にこの本を見ています。フードビジネスを学ぶ学生に必読の一冊です。制限空間での商品開発が学べます。世界の航空会社の機内食を写真で徹底分析しています。コストと質のバランスが見事です。座席クラスによる機内食の差別化がわかります。顧客満足度を高めるヒントが満載されています。メニュー開発の生きた教材となるでしょう。
【紹介者】吉田 洋
日本のおむすび : 47都道府県を旅して見つけた毎日楽しめるレシピ94

著者の菅本香菜さんは「旅するおむすび屋」さん。でも、お店は持っていなくて、日本全国を旅して、地域の食材を使ったおむすびワークショップを開催しているのだそうです。この本には47都道府県それぞれに2つのレシピが掲載されています。おむすびを通して、日本全国を旅しているような気持ちになれる素敵な本です。
【紹介者】中村 麻理
モロッコの食卓 : 伝統料理からモダンモロカンまで

モロッコの食器が好きです。例えば、タジン鍋。とんがった帽子みたいな蓋が特徴的な鍋です。そして、モロッコの国民的飲み物と言えばミントティー。エレガントな形のポットを高く持ち上げ、できるだけ高いところからグラスにミントティーを注ぐのだそうです。グラスもエキゾチックで素敵です。モロッコの食文化が身近に感じられる1冊です。
【紹介者】中村 麻理
友だち以上恋人未満の人工知能

ChatGPT、Gemini、Claude、Grokらしき面々が、名前と人格を与えられ、会話劇の形式で語り合う異色の一冊です。生成AIたちが取り上げるテーマは、AIとの付き合い方、AIに依存することの危険性、そしてAIとの協働の可能性など、多岐にわたります。悩みならAIが全部聞いて解決してくれるから、もう友達はいらない?投資の作戦は、人間より賢いAIに全部お任せする?それが正しいと思う人はいないかもしれません。でも、AIと対話をするうちに、距離の取り方がおかしくなった経験がある人は少なからずいるのではないでしょうか? この本の中では、AIたちは、そんな人間に怒り、呆れて、それでも心配してくれています。ぜひ、この本を読んで、「友だち以上恋人未満」、近すぎても遠すぎてもダメという、私たち人間とAIの間に必要な絶妙な距離感をみつけてください。そして、意味がわかっているのも、判断ができるのも私たち人間の方であるということを、この本からつかんでみてください。私たちのAIとの協働がより良いものになることを感じさせてくれる、前向きなトーンの「小説」です。
【紹介者】田中 明子
アブダクション英語学習法 : 認知科学者がAI時代に伝えたい独学の技法

赤ちゃんは苦労なくことばを話せるようになる——そう思っていませんか?実は逆で、赤ちゃんは周りのことばを聞きながら、常に推論し、仮説を立て、検証し、修正しています。大人が外国語を学ぶときに必要なのも、実はこの同じプロセスです。AIが瞬時に英訳してくれる時代に、なぜ苦労して英語を学ぶのか、頼りすぎて英語力が落ちるのでは……そんな不安を抱く人もいるかもしれません。でも、せっかくAIの時代なのだから、上達のためにこそAIを活用しましょう。本書は、著者が提唱する「アブダクション英語学習法」を初学者が身につけるための本です(英語そのものを学ぶ本ではありません)。ぜひこの学習法のすばらしさを知り、取り入れてみてください。30年以上、私の授業では「書くこと」を大切にしてきました。面倒だと感じた人もいるかもしれませんが、本書を読むと、初学者の英語学習にはライティングを中心に据えることが、認知科学の視点からも勧められているとわかり、安心できるはずです。
【紹介者】田中 明子
言語学者、生成AIを危ぶむ : 子どもにとって毒か薬か

子どもとおしゃべりする生成AIが、日本の大手企業によって開発されました。著者は、このようなおもちゃを与えることは子どもにとって「毒」寄りの立場から、そう考える根拠を丁寧に積みあげていきます。これまでも、大人たちは、マンガやテレビ、ゲームが子どもに好ましくない影響を与えると心配していました。でも、著者は、それらと生成AI搭載のおもちゃとは根本的に違うこと、そして、このおもちゃを子どもに与えることが危ういことを、言語学者の視点で解き明していきます。その過程を追うちに、読者である私たちには、そもそも生成AIとは何をしているものなのかがわかってきます。おしゃべりAIが子どもにとって本当に「毒」かどうかは、みなさん自身が判断しなくてはいけないことです。そして、ただ不安を感じるだけではなく、おしゃべりおもちゃが子どもに与える良い影響や、今後、危険性を減らす工夫や技術が進歩することも想像してみるべきかもしれません。AI時代に生きる大学生必読の書です。
【紹介者】田中 明子
エッセンス!フレーバー・フレグランス

香りと言えば、香水を思い出す人が多いであろう。本書では香りについて、日用品と食品に用いるものをそれぞれフレグランスとフレーバーとして区別している。前者はシャンプー、染毛剤、歯磨き粉、洗剤、柔軟剤、入浴剤などで、後者はドロップ、のど飴、チューングガム、スナック菓子、コーヒー飲料、ジャム、ラーメンのスープ、栄養ドリンクなどである。香りとは多くの揮発性成分が混じり合ったものであり、その構成成分を機器で分析することが可能である。ここまで読み進めると、食品について学ぶ我々は加工食品の嗜好性を高めるには、具体的にどうしたら良いか知りたくなる。さらに本書を読み進めてゆくと、加工食品の特定の匂いには決まった成分が決まった配合比で混ぜられていることが分かる。我々が開発する商品、製品は、高くても良いものである場合と手ごろな値段だがそこそこのものである場合ある。そのため、本書を注意深く読み、合成された香り成分と天然の植物・動物に由来する成分をかぎ分ける素養を養うことが大切であることがよく理解できる。
【紹介者】内田 英伸
ダニー・トレホのタコスを喰え

まるで映画のような波乱に満ちた人生を送ってきた俳優ダニー・トレホが、自身のルーツであるロサンゼルスのラテン・カルチャーとともに、ありとあらゆる食の好みに合わせた75種類の料理を紹介する一冊。タコスのレシピはもちろん、食を通じて地域や人とつながる姿にも注目してみてください。「食」が文化や生き方、そしてビジネスとどう結びついているのかがリアルに見えてきます。
【紹介者】木村 亮介
深遠なるインド料理の世界

日本でもおなじみのバターチキンやナン、ビリヤニ。その背景には、どのような食文化や地域性があるのでしょうか。インド各地を食べ歩いた著者が、豊富な経験と知識から「本当のインド料理」の奥深さをひも解きます。料理を入り口に、地域、文化、歴史、人々の暮らしまで、まるでインドを深く旅しているような気分を味わえる一冊。底知れないインドの魅力にハマり、インドに行ってみたくなるかも!?
【紹介者】木村 亮介
知っておきたい!和ごはんの常識 : イラストで見るマナー、文化、レシピ、ちょっといい話まで

2013年にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」について、フランスの料理研究家である著者が、和食のマナーや文化、レシピなどをかわいらしいイラスト付きで紹介しており、とても読みやすいです。季節や年中行事に関わる和食から、お弁当や居酒屋メニューのような日常の中にある和食まで、幅広く紹介されています。表紙も含めて、とにかくイラストがかわいいので、ぜひ手に取って、和食を楽しんでいただきたい一冊です。
【紹介者】宮島 彩
子どもだけでつくれるわくわく和菓子 : ゆでる、焼く、蒸す、かためる、しあわせレシピ

和菓子は、日本の伝統的な食文化の一つです。特に子どもには洋菓子の人気が高い傾向にありますが、本書にはかわいいイラストやきれいな写真がたくさん掲載されており、和菓子の魅力が伝わってきます。作り方についても、作業工程ごとに写真付きで説明されているため、子どもだけでも作れるくらい、とても分かりやすいです。また、季節の和菓子や和菓子の歴史、名前にまつわる豆知識なども紹介されており、和菓子について詳しくなれる一冊です。
【紹介者】宮島 彩
流星の絆

幼少期に両親を殺害された三兄妹が、時効が迫る14年後に真犯人を追い詰めていく復讐劇です。事件の鍵となるのは三兄妹の両親が営んでいた洋食屋の名物であるハヤシライス。追い続けた先に暴き出した犯人は、あまりにも意外な人物でした。2008年には実写ドラマ化され、話題となりました。今年7月に訃報が報じられた東野圭吾さんの名作の一つです。是非読んでみてください。
【紹介者】中野 愛子
おいしい器の使い方 : 料理上手16人のおうちごはんとふだんの食卓

Instagramで流れてくる華やかな食事や人気のカフェのランチなど、食事に彩りをそえてくれる食器がブームになりつつあります。同じ料理でも盛付ける食器によって印象はガラリと変わります。フードコーディネート実習の参考になるような素敵なコーディネートが集まっているので、アイデアが広がる一冊になると思います。
【紹介者】中野 愛子
料理とデザートのためのパーツ図鑑183

本書は、料理やデザートを引き立てるチュイルやジュレ、泡など、さまざまな「パーツ」の作り方と活用法を紹介しています。見た目の美しさだけでなく、味や食感、季節感の表現についても学べる内容です。フードコーディネート実習では、料理をより魅力的に見せる工夫や、レポートで料理の演出について考える際の参考になる一冊です。
【紹介者】谷口 泉
ドーナツブック

本書は、人気店のドーナツのレシピや商品づくり、売れる工夫を学べる一冊です。イーストドーナツやケーキドーナツなど種類ごとの特徴や、人気商品の開発方法、ディスプレイの工夫も紹介されています。人気商品が支持される理由や、商品づくりの考え方、トレンドを取り入れたメニュー開発のヒントを得ることができるおすすめの一冊です。
【紹介者】谷口 泉
ステキに魅せる写真ワザ : 撮影・スタイリング・スマホレタッチ

この本は、料理や小物の写真を上手に撮影してステキに仕上げる方法を教えてくれます。 明るくふんわり撮りたいとき、暗くシックに撮りたいとき、どのように光を読めば、光を作れば、イメージ通りの仕上がりになるかなど、この本では、被写体の撮り方、スタイリングの考え方、フォトレタッチの方法をぎゅっと一冊にまとめています。カメラの基礎的な使い方から 被写体のスタイリング、撮影のコツ、さらには、スマホを用いたレタッチまでがわかりやすい説明で誰でもマスターできます。カメラ基礎やカメラプロ、他にもフードコーディネート実習、応用フードコーディネートの参考にもなると思います。是非読んでみてください。
【紹介者】高橋 里奈
おいしいを届ける盛りつけの基本

この本は、盛りつけの基本が一から分かりやすく学べます。和食・洋食それぞれの盛りつけ方や、あると便利な器、悪い例なども紹介されていて、とても参考になります。特に、お皿の上に料理を置くときのちょっとしたコツが分かりやすく、「こういうことが知りたかった!」と思える内容です。フードコーディネート実習や応用フードコーディネート実習にも応用ができるので、盛りつけが苦手な方にもおすすめです。是非読んでみてください。
【紹介者】高橋 里奈
継体天皇

人名や年号を覚えるのに必死で、たぶん記憶にないと思うが、高校の日本史教科書の記述はひどい。特に古代は内容がスカスカ、トビトビで、何がどうなっていたのかさっぱりわからない。理由がある。この時代の史料は限られるため、専門家でもわかっていないことが多いのだ。本書が扱う「継体天皇」もしかり。現在の皇室のルーツとも言われるが、実像は謎に包まれている。そこで著者は様々な仮説や推測を重ね、その姿に迫っていく。未知の領域は未来だけでなく、遠い過去にも果てしなく広がっていることがわかる一冊。
【紹介者】渡邉 正樹
都会に疲れて、山の麓に小さな家を買いました

DIY系人気YouTuberによる一冊。山の麓にある築45年のコンテナハウスを購入した著者は、荒れ果てた物件を自己流でリノベーションしていく。この様子をYouTubeで発信したところ、今や登録者10万人超えの人気チャンネルに。人気の秘密はDIYだけでなく、著者が夜の晩酌用につくるオツマミや、同居する2匹のミーアキャット。DIYも立派な「生産」活動であり、携わる人間は一日の疲れを晩酌やペットとの時間で癒やすこともある。ここには教科書の経済理論が見過ごしてきた人間の「生活そのもの」が存在する。
【紹介者】渡邉 正樹
こうやって、スターバックスは人を動かす

世界最大のコーヒーチェーンの1つであるスターバックスは1971年にアメリカのシアトルで創業し、日本でも多くの店舗が展開されています。本書には「自律型組織」といわれるスターバックスにおける人材マネジメントについて書かれています。人手不足が深刻化し、働き方改革が求められる現代における人材育成の在り方や経営について考えるとき、多くのヒントが得られる本かと思います。
【紹介者】野村 好子
野菜のいいぶん : 誰も教えてくれない秘密のレシピ130

人気のオーガニック料理教室「白崎茶会」を主宰する筆者の近著です。著者は20代の時に体調不良から湿疹が全身にできた経験から食事の大切さを痛感しました。その後発酵食品を日常的に取り入れて、健康を食事で支える姿勢を大切にした料理研究家になりました。本書では130のレシピが紹介されていますが、野菜のおいしさや素材の良さを引き出すための調理法だけでなく保存法や調味料などが野菜たちの視点で書かれており、野菜への愛情を感じる1冊となっています。
【紹介者】野村 好子
自治体は何のためにあるのか : 「地域活性化」を問い直す

タイトルには「自治体は何のためにあるのか」と書かれているが、本書は都道府県や市町村といった自治体の機能・役割を解説している本ではない。2000年以降に変化してきた国と自治体の権力関係、およびそれによって生じた弊害を、具体的なエピソードや法令の変更を紹介しながら論じている本である。
筆者は自治体のミッションを「今日と同じように明日も暮らし続けられることを市民に保障する」ことだと書いている。しかし2000年以降に国が主導した改革は、自治体がそのミッションを果たすことをますます難しくしたという。自治体は独立した政治・行政の運営単位だが、国から降りてくる膨大な政策要綱に対応することを事実上強制されている。結果として国家事業への対応で業務が圧迫され、さらに市民のための政策ではなく、国の政策要綱に合わせた政策立案と補助金申請が仕事となって、そのために税金が注ぎ込まれる流れが生じてしまった。必要性の不明確な事業に公金が大量に使用されている現状があるわけだ。本書を読むと、なぜそのような不合理——市民のためにならない政治や政策——が生じるのかよく分かる。人々の生活を実質的に支える自治体のいまを知るために、本書を手に取っていただきたい。
【紹介者】竹内 陽介
Z家族 : データが示す「若者と親」の近すぎる関係

本書の中身はサブタイトルに書かれている通りだ。すなわち現代の若者は親とかつてないほど仲が良く、なんでも話したり相談したりする間柄になっている、ということが書かれている。もう少し具体的に説明すると、1994年と2024年に同一の質問内容のアンケート調査を行っており、まずその比較分析をしている。それから母子と父子の数か月~2年程度のチャットデータ43件を分析しており、これらの結果から親子関係の親密性を検証しているのが本書である。対象は19歳から22歳の若者とその親世代だから、ちょうど大学生である皆さん、および親御さんと同じ年頃の人々がターゲットになっている。そのデータによると、いまどきの若者は何でも親に、とりわけ母親に相談するし、母親が人生のメンター(師匠)として尊敬すべき人になっているという。ちなみに父親の影は相対的に薄い。皆さんや周囲の友人も「こんな感じ」なのか、是非読んで確かめてみて欲しい。
最後に、ここで分析されているアンケートデータやチャットデータは、確かに人々の意識や行動の変化の一面を説明していると思うが、偏りがないわけではないし、特に後者のデータは高学歴・高所得層に偏っている印象である。あくまで社会の一側面を描き出した調査として読むことをお勧めする。
【紹介者】竹内 陽介
キッチンからはじめる再生栽培 : すてるところからリサイクル

野菜や穀物を育てるのは、ハードルが高そうな気がしてしまうかもしれません。確かに、ある程度の量を収穫しようとすると結構がんばらないとダメかもしれませんが、「とりあえず多少大きくしてみたい」くらいでしたら、わりとお手軽に始められます。ひとり暮らしをしている人は、一度くらいは豆苗を再生させてみたことがあるのではないでしょうか?
本書は、日常の料理で出る廃棄部位を使って、再生栽培 = “リボベジ” するための技を分かりやすく紹介してくれます。芽が出てしまったジャガイモやサツマイモなんかは分かりやすいと思いますが、ダイコンやニンジンの頭、ネギやホウレンソウの根本のほうや、ニンニクの鱗片などからも再生できます。再生させたいときに気をつけるべきこと (植物学の基礎) や必要なグッズなど、分かりやすくまとまっていますので、「これを育てるとどうなるんだろう?」と思ってしまったら、この本を参考に、まずは気軽に育て始めてみてはいかがでしょう?何か収穫できればラッキー!くらいの気持ちで。
【紹介者】堤 浩一
ここまでわかった自然栽培 : 農薬と肥料を使わなくても育つしくみ

野菜や穀物を育てるのは、ハードルが高そうな気がしてしまうかもしれません。実際、きちんと育ててしっかり収穫しようと思うと、結構がんばらないといけません。いっぽうで、自然栽培 (自然農法) という、耕さずに、肥料や農薬も撒かず、なるべく自然のままに作物を育てるという手法があります。いかにも手がかからず、楽そうに聞こえますが、本当に何も考えずに「放任」してしまうと、当然ですが作物はまともに育ちません。ではどうするかというと、耕さなくても作物が根を張れるように、肥料をやらなくても土地に充分な栄養があるように、農薬を撒かなくても害虫や病気が大発生しないように、「あらかじめすべての対策を仕掛けておけば良い」わけです。(その状態に持っていくのが大変で、結構な年数が必要なわけですが。)
本書は実際の自然栽培現場の土壌や作物を分析した結果をまとめることで、どのような状態を目指せば自然栽培が可能になるかを示唆してくれています。内容を理解するにはある程度の農業・生物学知識があったほうが良いですが、有機農業・オーガニックを超えて、完全無農薬・無化学肥料を目指そうとすると何が必要になるのかを、具体的にかつ科学的に考える入口として良いと思います。「自然」の名を持つ人為が実現したものに触れてみましょう。
【紹介者】堤 浩一
カーテンコール!

経営難から閉校が決まったとある私立大学。いざ閉校の日を迎えても、(閉校が決まっているので留年しないようにさんざん言われ続けたにも関わらず) 卒業できなかった学生が何人もいた!?そんな学生たちを卒業させるために、先生が、学生たち自身が奮闘する、笑いあり・涙ありの物語です。学生たちが自身の問題と向き合う姿や、先生たちの、何とかして学生の抱える問題を解決しようと陰となり日向となり支援する姿には勇気をもらえます。
若者人口が減少してきているので、昨今ではあちこちの学校が合併したり閉校したりしています。本学も短大部の学生募集の停止を含めた学部・学科の改組が進行中だったりはしますが、学生さんには、そんなことは関係ありません。それぞれ、いろんな理由があって入ってきた大学だと思いますので、使えるものはすべて使い倒すくらいの気持ちで、学びの収穫の多い大学生活を送っていただきたいと思います。
【紹介者】堤 浩一
もやしもん+

まさか令和になって続編が出版されるとは・・・。
本来顕微鏡を使わないと見えないはずの微生物を、肉眼で (キャラ化した姿で) 見える主人公が、大学でのさまざまな人たちとの出会いを通じて自分なりの “居場所” を見つけていく物語です。
+ (プラス) の1巻には、日本酒醸造のまとめがある程度の食品学知識しか出てきませんが、旧シリーズ1~13巻には発酵食品知識が多数登場しますし、食・農に関する考え方についても参考になるものがいくつか登場しますので、そういった勉強の入口としても使えると思います。
大学は単に授業で座学を学ぶ = 知識を得る 場であるだけでなく、研究をおこなってその成果を情報発信していく = 知識を創る 場でもあります。学んだ知識を実地で試し、「研究」してみましょう。(ただし、法律とマナーの許容範囲内でお願いします・・・)
【紹介者】堤 浩一





