令和4年５月２１日（土）に、弥富市教育委員会主催の弥富市生涯学習講座「ヤトミ市民大学講座」に本学健康生活学部健康栄養学科中村秀貴助教が「いつまでも活力あふれる日常を目指して～日頃の食生活をセルフチェック～」と題して講演しました。

講演では、前半に、1日に必要な栄養素と適正摂取エネルギー量についての説明があり、自分がどのくらいのエネルギーを必要としているのか、必要以上に摂取するとどうなるのかをクイズを交えて講演され、参加者は積極的に解答されていました。

後半には、食品表示についてのルール（関連する法律）について、エネルギー（カロリーゼロとカロリーオフ）や食物繊維（野菜ジュースや健康食品）の実際の栄養素の量について説明されました。また塩分については、３つの食品の中で一番塩分が多いのはどれかを当てるクイズで、ある食品に塩分が実は多く入っていることがわかり、会場にどよめきが起こりました。

関係する研究データや野菜摂取量都道府県別ランキングや国民健康・栄養調査など国などが調査したデータを示しながら、表示に騙されない栄養の知識を身に着け、密かな塩分摂取に注意しつつ、日頃から自身の食生活を見直しいつまでも心身ともに健康で活力ある生活を送りましょうと、講演を締めくくられました。

参加者は、クイズに積極的に解答され、熱心に話を聞き、うなずき、メモを取るなどして熱心に受講され、２時間の講演はあっという間でした。

これからも、本学の教育を地域の方々に還元し、健康を意識していただけるよう努めていきます。