本学近くには稲沢市を代表する都市公園である稲沢公園があります。昭和63年の開園から30年以上経過しており、時代の変化に伴い求められる公園像も変化していることから、今回稲沢市役所まちづくり部都市整備課公園緑地グループ様より、大学連携事業の依頼をいただきました。稲沢公園の再整備を行うにあたり、整備当初のコンセプト「隣接する荻須記念美術館との調和を考慮し、「憩い」「遊び」「鑑賞」の場となるよう、豊富な緑・水・光を取り入れた「緑と文化」のシンボルとなる公園」を維持したまま、稲沢公園をより魅力的で賑わいのある公園にするためにはどのような利用方法やイベント等を行えばよいかということを学生に考えてほしいとのことです。

　この事業にフードビジネス学科1年生が取り組むことになり、令和5年7月20日（木）、第1回目の授業が行われました。稲沢市役所様より今回の事業の目的、稲沢公園の概要、過去行われたイベントや現在の主な利用方法、課題等の説明をしていただきました。その後学生たちは稲沢公園へ移動し、30分程視察しました。帰学後は、各自感想とお気に入りの写真をWeb上に提出した後、全体の印象、お気に入りの場所や設備、土地等で気付いた率直な感想を付箋に書き出し、グループ毎に稲沢公園平面図に貼り付けました。

　それらをもとに今後はグループワークにて、9月に課題を抽出し、12月には活性化策の検討と発表を行う予定です。