稲沢市荻須記念美術館では令和3年10月23日（土）から12月19日（日）まで、特別展「生誕120年記念　荻須高徳展―私のパリ、パリの私―」が開催されています。パリの街並みを描いた作品を中心に、渡仏初期から晩年までの荻須氏の代表的な油彩画81点が一堂に展示され、また、荻須氏の画文集『私のパリ、パリの私 荻須高徳の回想』に掲載された素描や収録されていることばをあわせて紹介し、長きにわたる荻須氏の画業を振り返ることができます。

その特別展関連事業で大学パートナーシップ事業として11月21日（日）に「アート＆コンサート」が開催され、30名の方がご参加されました。今年も一般財団法人稲沢市文化振興財団とも連携し、稲沢市文化振興財団出張演奏会を合わせた形式で開催しました。まず本学で、映画「パリの屋根の下」などパリを舞台にした映画の音楽をテーマにした栗林芳彦教授によるトークと、栗林教授の歌とティト・モンテ氏のアコーディオン演奏によるミニコンサートをお楽しみいただき、その後、美術館へ移動し学芸員による作品解説を聞いて、展覧会をご観覧いただきました。

ミニコンサートでは、素敵な歌声と演奏に自然と身体が動いている参加者もいらっしゃいました。