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健康栄養学科

後藤ゼミの学生がマックスバリュ清須春日店で食材セットを提供しました

 愛知県は食生活改善支援事業として、行政をはじめ食に関する事業者や関係団体、大学と連携して、県民の食生活改善を支援する「食の健康チャレンジプロジェクト」を実施しています。その一環として、健康栄養学科後藤千穂教授のゼミ生8名が「マックスバリュ清須春日店×名古屋文理大学×清須市×清須市食生活改善推進協議会×清須保健所の記念日食材セット品の提供」に取り組みました。この取り組みはナッジ理論(小さなきっかけを与えることにより自分自身でより良い選択を自発的にとれるようにする行動経済学の理論)を実践に活用することを目指したものです。

 ゼミの学生はプロジェクトのコンセプトにあう記念日として、9月25日の「主婦休みの日」(日本記念日協会にサンケイリビング新聞社が申請認定した記念日)を提案しました。このコンセプトに合うように、簡単に調理ができ、野菜の摂取に配慮したメニューを考案しました。マックスバリュ様や食生活改善推進協議会の方々、愛知県清須保健所と会議を重ね、ご意見と監修もいただき、最終的に、”ツナとトマトの炊き込みごはん”、”さば味噌とトマトの炊き込みごはん”、”かぼちゃのピーナッツ和え”、”カラフル手巻きサラダ”の4品が決定し、同レシピと食材をセットにした商品を令和3年9月23日(木・祝)から28日(火)にマックスバリュ清須春日店にて提供しました。セット販売することで、お客様のメニューを考える手間と選ぶ手間を省き、さらに健康的な食生活の一役を担う目的です。今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から店頭での声掛けや試食による販売促進活動ができないため、iPadを売り場に据えて今回の企画を紹介し、さらに食材セットに同封したレシピには、学生制作の作り方動画が見られるQRコードを掲載しました。

 初日の23日には学生の代表2名が袋詰めや陳列を行い、感染症対策を行ったうえで接客をしました。陳列方法や多種多様なスーパーのお客様へのアプローチ方法、試食していただくことが出来ない中での販売の難しさを経験させていただき、学生にとっても貴重な体験となりました。

 この取組みが、お客様の食事作りの手助けや参考になれば幸いです。引き続き地域の方々の食生活改善に貢献していきます。