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健康栄養学科

後藤ゼミの学生が学会で研究発表をしました

 健康栄養学科 後藤千穂教授のゼミ学生(4年生)が、第14回日本栄養改善学会東海支部会学術総会(2025年6月1日開催)でゼミの研究成果を発表しました。発表演題は「産官学連携による『自然に健康に導く食環境づくり』の取り組み方法の検討(第3報)」です。

 全国と比較して野菜摂取量が少ない愛知県において、野菜の摂取量を向上させるために、健康無関心層にも届く、自然に健康に導く食環境づくりが求められています。後藤ゼミでは、産官学連携(愛知県清須保健所、マックスバリュ東海株式会社、本学短期大学部と連携)し、ゼミ学生考案のレシピカードやPOP等の掲示物を作成し、昨年度(2024年11月)店舗内に掲示しました。今回の発表では、得られた結果をもとに、その効果や購入につながる要因について検討を行いました。当日は、学会に参加者した皆様から活発なご質問や貴重なご意見をいただくことができました。

 第14回日本栄養改善学会東海支部会学術総会は「昭和東南海地震から80年、これからの震災対策を能登半島地震の取り組みから学ぶ」をテーマに開催されました。学生たちは自身の発表に加え、他の研究発表や教育講演、市民講座も受講し、充実した1日となりました。

 ゼミ学生はこの研究発表を通じてデータの解析やプレゼンテーション資料の作成等、さまざまなことを学ぶことができました。

 後藤ゼミでは、栄養疫学の実践として、調査の企画・データ収集・解析・発表までの一連の流れを経験し、管理栄養士としての実践活動につながる「卒業後も役に立つ技術」を身につけることを目指しています。