INFORMATION

お知らせ

情報メディア学科

NPO法人の課題を解決するシステムを、本学の教員と学生が高校生と連携して開発しました

岐阜県DX推進コンソーシアムのプロジェクト「福祉有償運送サービス支援システム開発」に、情報メディア学科 石郷 祐介助教と情報メディア学科3年生の一ノ瀬 由璃乃さんが、プログラム開発として参画しました。

本プロジェクトは、NPO法人ふる里めいほう様(岐阜県郡上市)が運用されている福祉有償運送サービスにおけるコミュニティバスの運賃計算をシステム化する取り組みです。本プロジェクトに際して、高校・大学・企業・団体からなる「福祉有償運送サービス管理システム構築ワーキンググループ」を組織し、システム開発は、大垣商業高等学校と本学が連携して行いました。

まず、5〜7月にかけて、大垣商業高等学校において、石郷助教がアプリ開発の技術を習得するための授業を行いました。次に、半年かけて、バス運転手が使用するアプリと、運賃を管理する事務員が使用する画面を開発しました。分担としては、画面表示に関する部分の開発を大垣商業高等学校の生徒が担当し、アルゴリズム部分の開発を石郷助教と一ノ瀬さんが担当しました。
開発したシステムは、2月26日(水)に現地にて実証実験を行い、課題点の修正や改良のための話し合いを行いました。
本プロジェクトは、来年度も継続の予定です。

本取り組みは、2024年7月31日付の岐阜新聞に掲載され、NPO法人全国移動サービスネットワークが主催する「移動サービス研修会 in 岐阜」(2024年11月8日)、大垣商業高等学校内で開催された課題研究発表会(1月21日)でも発表されました。