令和5年6月12日（月）、稲沢市との連携公開講座【フレイルを予防する食生活のポイント】を開講し、健康栄養学科北川絵里奈助教が講師を務めました。また、北川ゼミ4年生7人が参加者の作業のサポートをしました。

　まず、北川助教はフレイルとは何かを解説した後、フレイルチェックやBMIの計算を通して、参加者の皆さんに自分の体格を確認していただきました。次に、フレイル予防の3つのポイントである「栄養・身体活動・社会参加」について紹介しました。このうち今回は「栄養」に着目し、①3食しっかり食べること、②主食・主菜・副菜を揃えて食べること、③いろいろな食品を食べることがフレイル予防には大切であると解説しました。また、昨日1日に食べた食事を思い出していただき、ゼミ学生のサポートのもと、たんぱく質の摂取量を計算していただきました。最後に、北川助教からたんぱく質を手軽により多くとるための工夫について紹介があり、改善方法も各自考えていただきました。

　「たくさん食べて、たくさん出かけて、たくさん笑いましょう」と講座は締めくくられ、参加者からは、「学生さんが親切でよく分かった」、「食品を色々考えて食事をつくりたいと思います」といった感想をいただきました。

　今回の講座がフレイル予防に繋がり、いつまでもお元気で過ごされますことを願います。