令和7年6月16日（月）、臨地実習指導の一環として、健康栄養学科3年生を対象に講演会を開催しました。今回は、愛西学校給食センターで栄養教諭としてご活躍されている服部るみ先生をお招きし、栄養教諭（管理栄養士）の役割や臨地実習に向けた心構えについてご講演いただきました。

　講演では、学校給食の献立作成はもちろん、衛生管理として調理員の方への指導や施設管理、児童への食育など、栄養教諭の業務が多岐にわたることを学びました。また、業務以外にも様々な仕事がある中で、服部先生が「子どもたちの笑顔やメッセージが支えになっている」と語られていたことが印象的でした。

　児童の興味を引き出す工夫が大切だと話された服部先生は、講演中にも「くじらのひげ」の実物を見せてくださったり、愛西市の特産品であるれんこんを使ったお菓子「抹茶蓮根」を特別に試食させていただくなど、学生たちの関心を引き出す工夫が随所に見られました。学生たちも多くの気づきや新たな興味を得ることができたのではないでしょうか。

　服部先生の明るくエネルギッシュな語り口のおかげで、講演は最後まで楽しく、そして真剣に聴くことができました。 今回の講演で得た学びを活かし、これから始まる臨地実習に向けて、学生一人ひとりが自分なりの目標を持ち、積極的に取り組んでいってほしいと思います。