令和7年10月9日(木)、フードビジネス学科の一年生を対象に、稲沢市商工観光課の方をお招きし「消費者トラブルから身を守る~見極める力をつけてトラブル回避~」をテーマにした出前講座が実施されました。
令和4年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたことにより、成人になったばかりの若者たちは契約に関する知識や経験が不足している場合が多く、内容を十分に理解しないまま契約を結んでしまうことがあります。その結果、消費者トラブルに巻き込まれるリスクが高まっています。
講座の冒頭では、まず自分自身の心理傾向と消費者力のセルフチェックを行い、学生は自分が消費者トラブルに巻き込まれる危険度を数字で確認しました。その後、実際に発生している消費者トラブルの事例が紹介され、トラブルを防ぐためにどのような対策を講じるべきかについて、具体的な解説が行われました。
後半は、若者に多い消費者トラブルの実例を挙げ、グループワークを通じて回避策を考え、発表しました。
「違和感に『気づく力』、キッパリと『断る力』、ひとりで悩まない『相談する力』を身につけ、消費者力を高めましょう!もし契約後に困ったことがあれば、早めに最寄りの消費生活センターに相談しましょう。」と締めくくられました。
学生たちは、消費者トラブルが自分の身近でも起こり得ることを実感し、トラブルから身を守るための意識を高める貴重な時間となりました。






