愛知県は食生活改善支援事業として、行政をはじめ食に関する事業者や関係団体、大学と連携して、県民の食環境整備を支援しています。
健康栄養学科後藤千穂教授のゼミでは、6名の4年生の学生が地域における栄養教育の実践から研究報告まで一貫して学んでいます。
その取り組みの一環として、産官学連携事業『あいち食の健康チャレンジ・自然に健康になれる食卓づくり』を次の機関「マックスバリュ東海株式会社×マックスバリュ清須春日店×名古屋文理大学×名古屋文理大学短期大学部×愛知県清須保健所」で連携して、4月よりスタートしました。
学生は、野菜摂取量の向上や、食生活の改善のために「健康に関心のない方でも自然に野菜を手にとってもらうにはどうすればよいか」をテーマに、ナッジ理論(小さなきっかけを与えることにより、自分自身でより良い選択を自発的にとれるようにする行動経済学の理論)を基にして、どのような売り場作りが良いかを検討してきました。
令和7年9月24日(水)には実際にマックスバリュ清須春日店に行き、前年度実施した先輩方が制作した「学生の推し」の「応援うちわ」に、新たに「足跡」アイテムを追加して、POPの大きさはこれでよいか、どのように配置したらよいか、どれだけ準備したらよいかなど下見をしました。
令和7年9月30日(火)、準備したアイテムと考案した「ちょいたしのススメ」や「メニューレシピ」を持参し、野菜摂取を促すための仕掛けをお店に設置しました。
学生が考案した「野菜摂取を促すメニューレシピや販促POP 」は10月2日(木)から10月30日(木)までの約1ヵ月間、マックスバリュ清須春日店様で設置されています。また、最終日には学生たちがお店で直接お客様と接しアンケート調査を実施します。
今後学生たちは、約一か月の展示結果やアンケート結果を分析し、次の学びに繋げていきます。





