令和7年6月10日（火）、臨地実習指導の一環として、健康栄養学科3年生を対象に講演会を開催しました。

今回は、社会福祉法人共愛会第一共愛の里で管理栄養士としてご活躍中の栗野祐衣先生を講師にお招きし、福祉施設における管理栄養士の役割や、臨地実習に臨むうえでの心得についてご講演いただきました。

はじめに、高齢者施設に関するお話や福祉施設での管理栄養士の具体的な業務について、先生ご自身のご経験を交えながら、分かりやすくお話しいただきました。特に給食管理のお話では、個別対応食や行事食等についてたくさんの写真と共に詳しくご説明いただき、学生たちが実際の現場を知るきっかけとなりました。

また、これから始まる臨地実習に向けて、実習中に気を付けることについてもお話いただきました。講演の最後には、学生からの質問にも丁寧にお答えいただき、貴重な学びの場となりました。

今回の講演を通して、福祉施設の管理栄養士に求められる役割や姿勢について理解を深めるとともに多職種連携の重要性も知ることができました。この講演をきっかけに、学生一人ひとりが様々な分野に視野をひろげ、幅広い知識と実践力を身につけていくことを期待しています。