全学科対象基礎教育科目「地域の課題」(担当教員:栗林芳彦教授)では、学生が地域の課題について学び、それに対する解決策を自ら考えることによって市民と行政の在り方について知見を深めることを目的としています。授業は、稲沢市役所の担当課よりオリエンテーションを受け、これをグループで議論し、課題の解決法をプレゼンテーションするという形で進められます。
3つある課題のうち1つ目の課題は、稲沢市健康推進課様からで、令和6年9月から10に月かけて取り組みました。
2つ目の課題は、稲沢市秘書政策課様からの「稲沢市と学生で考える定住のカタチ」です。令和6年10月22日(火)のオリエンテーションでは担当者様より、稲沢市の魅力や現状、目指すまちなどの説明をしていただき、課題をご提示いただきました。
翌週より2週に渡り6チームが与えられた課題に対して調査し、問題点を抽出、その抽出された問題点についてどのような解決が可能かアイデアを出し合いました。そして11月12日(火)、チーム毎にプレゼンテーションを実施しました。
稲沢市秘書政策課様からは、「思いもしない、斬新なアイデアが発表され、たいへん参考になりました。」と講評をいただきました。また学生たちは他のチームのプレゼンテーションを聞き、独創性・実現性・実効性の観点から評価をしました。優良チームは12月に開講予定の「おでかけ市長室」にて稲沢市長へプレゼンテーションを行う予定です。