愛知県は食生活改善支援事業として、行政をはじめ食に関する事業者や関係団体、大学と連携して、県民の食環境整備を支援しています。健康栄養学科後藤千穂教授のゼミでは7名の4年生の学生が、地域における栄養教育の実践から研究報告まで一貫して学んでいます。
その一環として、「マックスバリュ東海株式会社×マックスバリュ清須春日店×名古屋文理大学×名古屋文理大学短期大学部×愛知県清須保健所」との産官学連携事業『食の健康チャレンジプロジェクト・自然に健康になれる食卓づくり』に5月より取り組んでいます。
学生は7月に自らマックスバリュ清須春日店の店頭で、野菜摂取に関するアンケートを行い、野菜摂取量の向上や、食生活の改善のため、健康に関心のない方でも自然に野菜をプラスワン手にしていただけるには、どのような売り場作りや、売り方が良いかを考えました。
ナッジ理論(小さなきっかけを与えることにより、自分自身でより良い選択を自発的にとれるようにする行動経済学の理論)を基に、野菜摂取を促す「ちょいたしのススメ」や「メニューレシピ」を考案し、「学生の推し」の「応援うちわ」をアイキャッチとして皆様の健康づくりを応援します。学生が考案した「野菜摂取を促すメニューレシピや販促POP 」は11月1日(金)から約1ヵ月間、マックスバリュ清須春日店様で設置されます。
マックスバリュ清須春日店の店長様からは、「学生が作成した手作り感のある応援うちわをイメージするPOP等は店内で目をひきます。売り場の流れに合い多種多様なスーパーのお客様へのアプローチになると思います」と感想をいただきました。
今後学生たちは、約一ヶ月の展示の結果を分析し、次の学びに繋げていきます。