令和5年11月1日(水)、健康栄養学科北川絵里奈助教ゼミ4年生8名が稲沢市立稲沢西中学校にて1年生の生徒を対象に食育出前授業を行いました。
学生が「スポーツ栄養」、「栄養バランス」、「咀嚼の大切さ」の3種類の授業を用意し、生徒さんが希望の授業を選ぶスタイルで出前授業を実施しました。また、今回は保健委員の生徒さんたちと事前に授業の打合せを行い、当日は保健委員さんに授業進行のお手伝いをしていただきながら進めました。
「スポーツ栄養」の授業では、スポーツ選手の食事を例に出し、スポーツなど身体を動かす上で必要な食事量や栄養バランスについて学んでもらいました。そして、保健委員の生徒さんが考えた「運動部に所属する中学生の食生活」の事例をもとに、改善案などを考え、スポーツをする上で必要な食事の摂り方について理解を深めました。
「栄養バランス」の授業では、体重を増減させる要因は何かを考えてもらい、中学生に必要なエネルギー量を伝えたうえで、食事バランスガイドを用いた献立作成のワークを行いました。
「咀嚼の大切さ」の授業では、よく噛むことによる体へのメリットを知り、よく噛んで食べることが健康に繋がることを学んでもらいました。
各授業の最後に、保健委員の生徒さんから「保健委員として携わった準備と今日の授業を通し、バランスよく考えて食べたいと思うようになりました」、「これからいろんなものをたくさん噛んで食べたいです」などの感想をいただきました。
今回の授業で学んだことや気付いたことを今後の食生活に活かしていただけたら幸いです。
食育の貴重な機会をいただきました稲沢西中学校の皆様方に厚く感謝申し上げます。