令和5年10月25日(水)、安城市役所にてANJO-DON(安城丼)レシピコンテスト表彰式が執り行われました。当日あいにくグランプリ学生は体調不良で欠席したため、指導教員が安城市農畜産物特産品協議会(事務局:安城市農務課)会長の安城市副市長より表彰状と目録を受け取りました。
本学は令和元年安城市と連携協力に関する協定を締結し、安城市特産品PRデザインの考案、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)でのあいち市町村フェアへの出展等を行ってきました。そして今年度も、同協議会産学官連携事業の一環として、安城市の農畜産物の消費促進、PRを目的とした「ANJO-DON(安城丼)レシピコンテスト」を実施しました。その最終選考会が9月7日(木)に行われ、フードビジネス学科の学生が考案したレシピ55点の中から1次選考及び2次選考を通過した5点を、会長をはじめ、委員であるあいち中央農業協同組合や愛知県西三河農林水産事務所、安城商工会議所の方等13名が試食をされました。「見た目」「味」「手軽さ」「コンセプト」「ネーミング」「安城市らしさ」の6項目で審査され、グランプリ1点、準グランプリ1点、奨励賞3点が決定しました。見事グランプリには「やみつき間違い“梨”!!韓国風プルコギ丼」が選ばれました。
表彰式では会長から、「アイデアあふれる丼ばかりでした。プルコギ丼はチンゲン菜が映え、調理が簡単で、インパクトのあるネーミングからグランプリになりました。今後も特産品を広めていきたい」とご挨拶いただきました。また指導教員は、「大学の授業で地産地消の素晴らしさを学びました。昔から伝わる地域の特産品を未来へと繋げるため、現在人気の韓国料理で表現しました。地球温暖化の影響で増えている規格外の農産物でも作ることができます。特産品や規格外の商品があれば、ぜひこのレシピを使って作っていただきたい。今回特産品を美味しく調理する工夫を学び、貴重な機会を得られ感謝申し上げます」との学生のコメントを代読しました。
5つの受賞丼は11月8日から毎週水曜日に順次安城市役所食堂にて提供される予定です。ぜひご賞味ください。