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お知らせ

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令和3年度三重県高等学校視聴覚教育研究大会で、講演しました

令和3年11月30日(火)、令和3年度三重県高等学校視聴覚教育研究大会が、オンライン(配信拠点は、三重県立伊勢高等学校)で開催され、本学情報メディア学科の世良清准教授が、「今、改めて教育著作権を考える。―With/After コロナに向けてー」と題して講演講師を勤めました。三重県内の公私立高校から、約30名の高校教員の参加がありました。

コロナ禍において、「新しい生活様式」の工夫が求められるなか、学校教育におけるオンライン活用は、光と影が顕在化してきました。著作権法の正しい知識の普及が喫緊の課題として挙げられています。今回は、まず、著作権法に従って、著作物とは何かを把握した上で、同法35条(学校その他の教育機関における複製等)を中心に、公衆送信権や著作者人格権などの「教育著作権」を考え、送り手と受け手の双方の立場に立った意識の普及啓蒙が重要であることを講述しました。

なお、この内容は、今後、どの学校でも避けて通ることのできない課題であり、引き続き、教職員向けの研修をはじめ、高校生への出前授業にもオンラインでも、対面でも対応できますので、ご用命頂けましたら幸いです。
(写真は、三重県立伊勢高等学校提供)