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情報メディア学科ニュース

お知らせ

iPad無償配布を授業初日に実施。ApplePencil、KeyBoardも配布。

4月6日、新入生の授業開始初日に、情報メディア学科の新入生108人全員に「iPad, ApplePencil, SmartKeyboard」の無償配布を実施しました。

名古屋文理大学情報メディア学科では、2011年に日本の大学で初めて新入生全員にiPadを無償配布して以来、毎年配布を行って教育に活用してきました。2022年度(今回)でiPad配布は12年目になります。

12年目の今年は、iPad(第9世代)128GB Wi-Fiモデルに、対応のApplePencilとSmartKeyboardを同時に配布しました。配布したiPadは、例年どおり学生個人が管理して卒業まで授業や研究に活用し、卒業時にはそのまま各人に譲渡されます。

2020度以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン授業とした際にiPadが全員に配布できていたことで、授業動画の配信やLMSやテレビ会議システムによる双方向授業がスムーズに実施でき、自宅でもiPadでできる実習を継続できた経緯を踏まえ、今年度も早期の配布を実施しました。自宅でもキーボード操作も含めた利用ができ、ApplePencilの利用によって、デジタルでノートをとって共有したり、3DCGやデザイン系の授業にも対応するものです。

iPadは、今年度から新たに設ける「メディアデザインコース」と従来からの「情報システムコース」「映像メディアコース」「サウンド制作コース」のどのコースに進む学生にも活用が期待され、教職課程で「高校 情報科」の教員免許をめざす学生にとっても、タブレットを活用した授業実践を当たり前に実践していく環境となります。

配布当日は、受講生の座席間隔を空け換気を行うなど大学が定める感染防止対策のもとで、新入生108人を2クラスに分けて、午前(2限)と午後(3限)にわたって新入生全員に配布しました。

新入生らは、さっそく各自に配布されたiPadをアクティベートし、LMSであるWebClassで授業資料を閲覧したりオンラインで課題に答えたりしていました。今後もZoomアプリなど遠隔授業に役立つアプリをモバイル環境で利用したり、履修登録や大学からのお知らせを大学全館のWiFiをとおしてどこからでも利用できるだけでなく、映像・音声・文章などのデータを双方向で活用し、学生の創造性を高めるツールとして活用が期待されます。

近年は、提携する高校や地域の小中学校でもタブレット端末の利用が広がっており、地域連携や高大連携をふくむ大学生の活動でもますますiPadを活用する場面が増えています。

なお、iPadの全員への配布とは別に、大学内では、パソコン(Windows、Macintosh)の実習室7室、撮影スタジオ、録音スタジオ、学内全館WiFi、学生向けPCフリースペース、図書情報センターPC・iPad・BYODコーナーなどにより、PCや映像・サウンド・デザイン機器などが利用可能で、自宅でも利用できるiPadの無償配布によって、本学では、授業や各自の学習で利用する情報機器を学生が購入する必要はありません。

iPadをはじめとする情報機器を活用し、創造力・創作力を高め、実り多い大学生活を経て、様々な分野で活躍する人材となることを期待します。

参照:

・2021年度(昨年)の配布の様子