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健康栄養学科

【名古屋文理大学の研究成果発信】「朝食欠食+西洋型食で血中コレステロールが異常なリズムに 朝食習慣がメタボリックシンドロームの予防につながる!」小田裕昭教授の研究グループがオランダ科学雑誌「Life Sciences」に発表

健康栄養学科の小田裕昭教授の研究グループが行った、「朝食欠食+西洋型食で血中コレステロールが異常なリズムに 朝食習慣がメタボリックシンドロームの予防につながる!」に関する研究論文がオランダ科学雑誌「Life Sciences」に掲載されました。

 名古屋文理大学 健康生活学部 健康栄養学科の小田裕昭教授と名古屋大学の研究者を中心とする研究グループは、朝食欠食をする人が、西洋型食(高脂肪、高スクロース、高コレステロール食)を食べると、血中コレステロールが上昇して異常なリズムを示すことを明らかにして、将来の脂質異常症へつながる可能性を発見しました。
これまで、朝食を食べたほうが健康になるのか、食べない方が良いのかという「朝食論争」が長年続いてきました。多くの研究が、朝食習慣は健康に良いことを示してきました。2018年から本研究グループは、朝食欠食が、体内時計の異常をきたした結果として、体重増加をもたらすことを遺伝子レベルで明らかにしました。また、朝食欠食が、体重増加だけでなく筋肉萎縮ももたらすことを発見しました。さらに、朝食欠食が、”お腹ポッコリ“の原因になることも明らかにしてきました。今回は、西洋型食(高脂肪、高スクロース、高コレステロールを含む食)を食べていて、朝食を抜く食生活をすると、血中コレステロールが高くなって異常なリズムを示して増加することを発見しました。この結果は、朝食欠食により肝臓と脂肪組織の時計が異常になるためであることが分かりました。異常なリズムで増加した血中コレステロールは、脂質異常症に繋がる可能性の高いものでした。

 本研究では、朝食欠食の習慣が、生活習慣病やメタボリックシンドロームの危険性を増加させることを明らかにしました。朝食は、子供には十分な栄養素を供給する役割があり、成人には生活習慣病やメタボリックシンドロームを抑える効果が期待されることが明らかとなりました。

 本研究成果は、2026年7月15日 オランダ科学雑誌「Life Sciences」に掲載されました。

〈プレスリリース〉
https://www.nagoya-bunri.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2026/07/2026プレスリリース名古屋文理大学小田朝食.pdf

【論文情報】

雑誌名:Life Sciences

論文タイトル:Breakfast skipping induces massive rhythmic hypercholesterolemia by hepatic circadian clock and lipid metabolism abnormalities in rats fed a western diet

著者:Daeun Kim1, Fumiaki Hanzawa2, Qi Song1, Akari Kikumoto1, Yuta Miyake1, Hatsumi Shimizu1, Yingyuan Zhao1, Miki Umeki3, Satoshi Mochizuki4, Hiroaki Oda1,5

1 名古屋大学大学院生命農学研究科 
2 兵庫県立大学環境人間学部
3 別府大学食物栄養科学部
4 大分大学教育学部
5 名古屋文理大学健康生活学部

DOI: https://doi.org/10.1016/j.lfs.2026.124526