令和4年10月2日(日)、稲沢市保健センターにて稲沢市健康フェスティバルが3年ぶりに開催され、本学健康栄養学科後藤千穂教授のゼミ4年生7名がヘルスメイトコーナーのスタッフとして参加しました。後藤ゼミは地域における栄養教育の実践から研究報告まで一貫して学んでいます。先日(令和4年9月22日から28日まで)も、マックスバリュ清須春日店にて「主婦休みの日」にちなんだ食材セットを提供しました。(詳細は別掲載のお知らせ『本学健康栄養学科学生が自然に健康になれるレシピを考案し食材セットを提供しました』をご確認ください)
今回のイベントでの活動は、野菜摂取量が男女とも下位群の愛知県(平成28年国民健康・栄養調査結果より)において、野菜摂取量の増加を目的とした食育活動であり、食生活改善推進員(ヘルスメイト)の方々と野菜摂取を促しました。
本学生は、マックスバリュにて販売した4品にさらに4品加えた計8品の、サバ缶、キャベツ、もやし、ポテトチップス、ピーマン、にんじんを使った学生考案のレシピの試作を展示するとともにレシピ配布を行いました。包丁を使わない、また3ステップで作れる手軽で時短になる料理に、レシピをもらっていかれる来場者もいらっしゃいました。
厚生労働省は、成人1日あたりの野菜摂取量を350g以上と推奨しています。
学生達は、切り方の異なるキャベツ1皿を何gか当てるクイズや、1皿70gの小皿を5皿食べるようにしましょうと分かりやすく解説をし、参加者の方々に楽しく野菜について学んでいただきました。
また、ヘルスメイトの方々は、野菜1皿70gの見本を35個用意したり、野菜手ばかりコーナーを設けたり、来場者の方々に350g分の野菜を実感していただいていました。
ヘルスメイトの方達と、市民の皆さまに野菜を知って食べてもらう方法について話し合い、実現したこのヘルスメイトコーナーには、約163人(子どもを除く)の方が参加してくださいました。
学生からは「皆さんに感心を持って来てくださり質問してくれてとても説明しがいがあった。作ってみようとおっしゃっていただいて嬉しかった。」と喜んでいました。
また、両者のコラボレーションによりお互い勉強にもなり、また地域の方への野菜の摂取についてご紹介出来たのではないでしょうか。