後藤千穂教授のゼミ学生が第11回日本栄養改善学会東海支部会学術総会(2022年6月5日開催)で発表しました。発表タイトルは「産官学連携による『自然に健康に導く食環境づくり』の取り組み方法の検討」です。野菜摂取量の低い愛知県において、健康関心層のみでなく、健康無関心層にも届く自然に健康に導く食環境づくりが大切です。そこで、ゼミでは愛知県の「食生活改善支援事業」の「食の健康チャレンジプロジェクト」として愛知県清須保健所、マックスバリュ東海株式会社、清須市、清須市食生活改善推進協議会、本学短期大学部と連携し、産官学連携による記念日食材セット販売を行いました。今回はその結果から、ナッジ理論のうち、商品購入につながる要因についての検討を行いました。発表では活発な疑応答もあり、しっかりと回答することができました。
第11回日本栄養改善学会東海支部会学術総会は、コロナ禍のため、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。学会当日は自分たちの発表に加え、他の研究発表をきき、教育講演や市民公開講座も受講し、充実した1日となりました。
この研究発表を通し、データ解析からプレゼンテーションまで学ぶことができました。
後藤ゼミは、栄養疫学の実践として、調査の企画・データ収集・解析・発表まで一連の流れを経験し、管理栄養士としての実践活動につながる「卒業後も役に立つ技術」を身につけることを目指しています。