名古屋文理大学と稲沢市荻須記念美術館は、美術館大学パートナーシップ事業として毎年、美術館の特別展に合わせて音楽イベントを実施しています。今年も、令和7年11月30日(日)に、現在開催中の令和7年度特別展「荻須高徳 リトグラフ展 -稲沢市荻須記念美術館コレクション-」に合わせて『アート&コンサート』が一般財団法人稲沢市文化振興財団の協力を得て開催され、約30名の方にご参加いただきました。
『アート&コンサート』では、前半が名古屋文理大学にて、石田正氏によるオーボエおよび伊藤真理子氏によるスピネット(チェンバロの同族で、弦を爪ではじいて音を出す鍵盤楽器)のコンサートが実施されました。プログラムはリトグラフ(単色の版を重ねて作る石版画)から着想を得たもので、クープラン、ラモー、バッハなどのバロック音楽が演奏されました。栗林芳彦基礎教育センター教授によるトークと、オーボエとスピネットによる流麗なアンサンブルに参加者の皆さんは聞き入っていらっしゃいました。
後半は、荻須記念美術館へ移動し、荻須記念美術館の学芸員による展示作品解説とともに、特別展をご観覧いただきました。







