INFORMATION

お知らせ

健康栄養学科

小田裕昭教授が兵庫県立大学先端医療工学研究所でプレシジョン栄養学の講演をします

 健康栄養学科の小田裕昭教授が、11月20日木曜日に兵庫県立大学先端医療工学研究所で講演を行います。タイトルは、「プレシジョン栄養学-データ駆動型個別化栄養学-の現状と展望」で、それぞれの個人に最適化した栄養、食事をAIを活用して提供しようとする未来の栄養学について講演されます。

 人にはそれぞれの体質があり、それに合わせた栄養が提供されて、すべての人が健康でウェルビーイングを享受して、健やかな健康長寿社会を実現するための栄養学がプレシジョン栄養学です。プレシジョン栄養学では、ヒトの体質を、遺伝子や腸内細菌、体内時計などのデータを使って情報通信技術、人工知能(AI)が個人特性プロファイリングを行い、その人にあった健康食をAIを活用して提案して、健康というアウトカムに向けて栄養を届けてくれるものです。その次に、その影響を評価していくサイクルを回すことにより、無理せず自然と健康になっていく未来の栄養学です。しかし、その社会実装には多くのハードルがあります。この未来の栄養学の現在の到達点と将来への展望を概説します。

セミナーのご案内・お申し込み / 兵庫県立大学-先端医療工学研究所 公式
▲クリックで画像拡大(PDF表示)