令和7年10月6日(月)、独立行政法人国際協力機構(JICA)課題別研修「学校保健・栄養」を本学にて開講し、健康栄養学科 北川絵里奈准教授が講師を務めました。
本研修はJICA研修員が自国の経験を共有するとともに、日本の制度や実践を学ぶことで、各国に適した学校保健・学校栄養士制度の向上、延いては子どもの健康・栄養・教育の成果改善を目指すことを目的としています。
インドネシア、フィリピン、東ティモール、モンゴル、バングラデシュ、パキスタン、マーシャル諸島、バヌアツ、ガーナ、ケニア、ナミビア、モザンビークの12か国の方が参加され、北川准教授の講義を研修管理員が英語で通訳をしながら行われました。
北川准教授は、栄養教諭の養成課程について、栄養教諭制度の概要や養成課程の仕組み、実際の教育内容を紹介されました。研修員からは次々と質問が寄せられ、メモを取りながら熱心に受講されている様子が見受けられました。また、講義後半には本学学生が実際に栄養教諭教職課程の教育実習で小学校にて実施した模擬授業を行い、研修員には児童役として体験していただきました。
参加したJICA研修員の皆様からは「双方向で参加型授業を行っていることが本当に素晴らしい」「北川先生の知識や経験の話はもちろん、実際に教育実習に行った学生の授業も受けることが出来て、素晴らしい時間だった」などと感想をいただきました。
最後に、本学で使用している教材や教室を見学され、興味深く写真を撮られていました。
少しの時間でしたが、他国の事情や考え方を学ぶ貴重な国際交流の時間となりました。




