令和7年9月6日(土)、名古屋文理大学文化フォーラムにて、稲沢市との連携による公開講座「認知症予防のための食生活と生活習慣」を開催しました。
本講座は、健康栄養学科の岡田有司准教授が講師を務め、認知症予防にある程度の効果があるとされる食生活や生活習慣について解説しました。
講座の前半では、認知症の種類や将来像について説明があり、続いて、予防方法について「生活習慣病対策」「食事」「脳の活性化」「睡眠」「ライフスペース」などの観点から具体的に紹介されました。
参加者の皆さまは熱心にメモを取りながら耳を傾けており、また、質疑応答では、活発な意見交換が行われるなど、認知症予防に対する高い関心がうかがえました。
講座の最後に岡田准教授は「現在、認知症を確実に予防する方法はありません。しかし、日々の生活習慣を少し変えることや、新しいことにチャレンジしようとすることは、認知症予防だけでなく、生活を豊かにすることにもつながります。」と講座を締めくくりました。
参加者からは「具体例も知る事ができ、わかりやすかった」「わかりやすく面白かったのでシリーズでやってほしい」など好評の声を頂きました。
今後も本学は稲沢市と連携し、地域に貢献できる講座を継続的に開催してまいります。


