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愛知県高等学校文化連盟弁論講習会で講師を務めました

 県内の高校生を対象とした愛知県高等学校文化連盟弁論講習会に、本学情報メディア学部の世良清客員教授が講師を務めました。講習会は、愛知県生涯学習推進センターを会場に、2日に分けて、1日目が8月6日(水)に、2日目は27日(水)に実施され、弁論の初歩から、弁論文の起草、発声方法、審査体験をはじめ、個別の質疑応答など盛りだくさんの内容に、終了時刻を超過するほどの有意義な講習会となりました。

 高校生対象の弁論大会は、全国高等学校文化連盟と文化庁の主催により、第1回全国高等学校総合文化祭が昭和52年に千葉県で開催されて以来、毎年夏休みの時期に全国巡回されています。昨年、岐阜県で開催された第48回全国高等学校総合文化祭弁論部門兼第70回文部科学大臣旗全国高等学校弁論大会では、岐阜県から出場した生徒が最優秀賞・文部科学大臣賞に輝き、また三重県から出場した生徒が上位入賞するなどの成果を残し、今年度は、愛知県から初めて出場した高校の生徒が上位入賞を果たしました。このように近年の東海3県の高校生弁論には目を見張るものがあります。

 全国高等学校総合文化祭は、全国の都道府県代表の高校生が参加する国内最大規模の高校生の文化の祭典です。各都道府県持ち回りにより、弁論部門を含む規定19部門に協賛部門を加えて、毎年7月下旬から8月上旬にかけて5日間にわたって開催されます。愛知県では、昭和62年の第11回全国高等学校総合文化祭以来、2巡目の開催に向けた意識の高まりがあり、今回の弁論講習会は本年12月24日に開催される第1回愛知県高等学校文化連盟弁論大会に向けて、出場生徒と指導教員の事前学習・研修の場として初めて開催されたものです。明年の第50回全国高等学校総合文化祭は秋田県で開催されることになっており、愛知県をはじめ、岐阜県、三重県の高校生の皆さんの活躍が期待できます。

写真提供:愛知県高等学校文化連盟