令和7年3月14日(金)、一宮市立子ども文化広場図書館にて3月期第3回目の赤ちゃんセミナーが開催され、「おいしく楽しく食べる」をテーマに健康栄養学科石川豊美准教授が講師を務めました。
妊婦及び0歳児を持つ親御様6名が参加され、我が子の成長に結びつく離乳食の話を熱心に受講されていました。
0歳児は成長・発育が著しい反面、個人差も大きく、育児には不安が付きまといます。ヒトは生後1か月ほどで体内時計(サーカディアンリズム)が動き始め、4か月をすぎると昼夜の区別がつくようになります。そして6か月を過ぎるといよいよ離乳食が開始となります。そこで発育段階に合わせた離乳食のすすめ方や最も気になる食物アレルギーについて講演しました。
石川准教授は、食事は毎日のことなので、必要以上に親が頑張りすぎないことが大切であること、乳幼児期は食べる機能がそろっていないので食べやすいような調理の工夫をすること、また初めての食品を受け入れるまでには時間がかかるので、気長に続けることが大切であると解説しました。
今回の講演が、日頃から抱えていた不安の解消の一助になれば幸いです。
今後も楽しく食べることを通じてお子様が健やかに成長されることを願っています。




