令和6年10月24日(木)、フードビジネス学科の一年生を対象に、稲沢市消費生活センターの相談員の方をお招きし『知って欲しい契約のこと~消費者トラブルから身を守る~』と題した稲沢市役所出前講座が実施されました。
令和4年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、成人になったばかりの若者は契約に関する知識や経験が乏しいこともあり、内容をよく理解しないまま、安易に契約を結んでしまう傾向にあり、消費者トラブルに巻き込まれる恐れがあります。
最初に、契約とはどういうことか、実際にどのような消費者トラブルが発生しているのか、また消費者トラブルを防ぐにはどうすればよいか、相談員の方より具体的に解説をして頂きました。
後半は、消費者トラブルに遭わないために若者に多いトラブルの実例を上げ、どのように回避するかをグループワークで考え、発表しました。
「違和感に『気づく力』、キッパリと『断る力』、ひとりでは悩まない『相談する力』を持ち消費者力を高めましょう!契約によっては取消しや解約ができる場合があります。契約後でも疑問に思ったり困ったりしたときは、自分で抱え込まず、早めに最寄りの消費生活センターに相談しましょう。」と締めくくられました。
学生は、消費者トラブルは自分の身近にも起こりうることだと学び、トラブルから身を守る意識を高める貴重な時間となりました。