令和6年9月29日(日)、稲沢市保健センターにて稲沢市健康フェスティバルが開催され、「ヘルスメイト・名古屋文理大学コーナー」にて健康栄養学科後藤千穂教授のゼミ4年生7名が食生活改善推進員(ヘルスメイト)と今回で9回目となる食育活動を行いました。この活動は、野菜摂取量が男性全国最下位、女性ワースト3位の愛知県(平成28年国民健康・栄養調査結果より)において、野菜摂取量の増加を目的としており、ヘルスメイトの方々と野菜摂取を促しました。
後藤ゼミは地域における栄養教育の実践から研究報告まで一貫して学んでおり、今回の稲沢市健康フェスティバルでは、「がんばらない野菜の食べ方 野菜のちょいたし」をテーマに、計8品のレシピの展示と配布を行いました。学生たちは、キャベツや大根1皿を何gか当てるクイズを通して、野菜の切り方や加熱を工夫することにより食べやすくなることを伝えました。また野菜のフードモデルを使って、1日の野菜の目標摂取量350gを食べるための料理の組み合わせを参加者の方々に解説しました。
また、ヘルスメイトの方々は、野菜計量クイズとして、実際に切った野菜を秤に乗せて1日の目標摂取量350g分を実感するコーナーを設け、他にも様々なカボチャの紹介、野菜の花クイズを行っていました。
この日、コーナーには285名がご参加くださいました。親御さんが子どもに「どれ食べたい?」と聞いてレシピを持っていかれる姿も見られました。
学生らは「前回(9/22)イオンモール名古屋茶屋で行った食育活動と比べて広い場所での活動だったので、展示物や啓発資料を色々使って説明することができた」「健康意識の高い方が多かった」と、開催場所の違いを実感し、さらなる実践経験を積みました。
学生の活動が稲沢市民の皆様の健康づくりに役立つことを目指しています。