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情報メディア学科

第17回全国高等学校情報教育研究会全国大会(愛知大会)で学生が発表しました

8月3日(土)4日(日)に、『全国高等学校情報教育研究会(愛知大会)』(会場:愛知県立大学)が開催され、情報メディア学科の1年生、池田奈津希さんがポスターセッションで発表しました。
また、教員の長谷川聡先生と御家雄一先生、卒業生で高校教員の野村侑暉さんも発表しました。

当日は、全国から高校教諭や文部科学省、大学などの教育関係者の発表や講演、教育関係の企業など大勢舗参加者で大変盛況でした。

学内の関係者の発表は、以下の3件です。

「情報教育における生成AIの利用:高大接続教育を踏まえて」
 池田 奈津希 (名古屋文理大学 情報メディア学部1年生,高等学校「情報」教職課程履修)
 長谷川 聡(名古屋文理大学 情報メディア学部)
 御家 雄一(名古屋文理大学 情報メディア学部)
 野村 侑暉(愛知県立春日井東高等学校)
生成AIの教育利用に関して、高校での活用と2024年度と2023年度の大学新入生の利用意識調査を踏まえて、情報教育における効果的な利用を考える。企画等のアイデア出しや問題を明確にして議論を深めるための補助として利用した結果、学習者の主体的な学びを進めるための利用につながった。高校から連接する大学でのリテラシー教育および高校「情報I」や「情報II」における「問題解決」のための活用が期待できる。

「ピ数変換」
 御家 雄一(名古屋文理大学 情報メディア学部)
概要:基数変換の原理を人型ピクトグラム人形を用いた人数を数える動作から考える授業方法を示す。人数を数える動作は、人間が日常で行う行動と類似しており、その動作を通じて基数変換の理解を促進する。学習者の手元の人形で2人ずつのグループを形成すると通れる扉を用意し、桁の重みを考える機会を提供する。これにより抽象的な数の概念を具体的な動作を通じて考えさせる。高校の授業で実施し、計算手法の丸暗記から脱した。

「プログラミング教育におけるカラーユニバーサルデザイン配慮」
 長谷川 聡(名古屋文理大学 情報メディア学部)
 御家 雄一(名古屋文理大学 情報メディア学部)
 野村 侑暉(愛知県立春日井東高等学校)
 雲龍 由璃(名古屋情報専門学校)
 滝沢 優希(愛知県立美和高等学校
概要:利用者の色覚多様性に配慮する「色のユニバーサルデザイン」は「情報I」の「コミュニケーションと情報デザイン」と関連して扱われる場合が多い。本報告では、小型ロボット教材を利用したプログラミング教育で実践利用したオリジナルの色覚配慮教材について紹介し、ビジュアルプログラミングにおけるブロックのデザインや、色による情報を含むテキストエディタの教育利用についても実践すべき配慮について考察する。

画像は卒業生の野村侑暉さんの発表の様子です。

発表の内容については御家先生の「情報のサイト」にも掲載されています。