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健康栄養学科

名古屋文理大学公開講座 『食生活を豊かにする発酵微生物たち』 を開講しました

 令和6年6月15日(土)、本学と稲沢市役所による連携公開講座『食生活を豊かにする発酵微生物たち』を名古屋文理大学文化フォーラムで開講し、健康栄養学科近藤徹弥教授が講師を務めました。

 前半、「世界の発酵食品」「人と発酵食品が出会った歴史」「日本の発酵食品について」「赤みそやたまり文化等を持つ発酵王国愛知について」「味噌や甘酒などがもたらす健康機能について」など、イラストや画像を交えわかりやすく講義されました。

 後半は、発酵食品がいかに私たちの食生活を豊かにしているのかを「微生物の働きを中心」について講義をされました。参加者の方たちは、実際に顕微鏡を使って「カマンベールチーズ用の白カビ」「味噌用の麹菌」「ゼリーの変敗品の黒カビ」「パン酵母」の観察をし、日常では中々見ることの出来ないカビや酵母を何度も顕微鏡を覗いたり写真に撮るなどされました。

 最後の質疑応答の時間では「発酵食品がカラダに良いのはわかったが食品以外には摂取は出来ないのか」「自宅で甘酒を作った際に冷蔵庫で保管をした際に、上澄みに膜が張ったが何でしょうか」「自分に合ったヨーグルトを選ぶ基準は何か」など健康に関する質問があがりました。

 参加者からは「改めて『食』の大切さを考えることが出来、これからは少しずつ日々の生活に取り入れたい」「もっと発酵について知りたくなった」「発酵微生物が体内に入ったらどのような作用をもたらすのか知りたい」「内容が盛り沢山でひとつひとつじっくり学びたいと思った」などの感想をいただき、健康に対する関心度が伺えました。