去る2月9日(金)に名古屋文理大学文化フォーラム大ホールで、第17回名古屋文理大学情報メディア学科サウンド制作ゼミ主催コンサート「Hasta la Vista(アスタ・ラ・ビスタ)」が開催されました。このコンサートは卒業研究の発表会として開催し、学生によるオリジナル楽曲作品をコンピュータと一部の生演奏とのセッションや映像などで発表するものです。
今回は映像と演奏に加え、透過スクリーンなど複数のスクリーンへの投影、照明などの演出も行い、多彩なステージで開催しました。2年生から4年生までのオリジナル楽曲作品の発表、コーラスクラブによる賛助出演を行いました。近年の特徴として、多くの作品で映像を制作し聴覚にも視覚にも訴えるものとなっていました。また、4年生の卒業制作作品には研究テーマに沿って個性的な作品が並びました。生演奏によるパフォーマンスが多いのも今回の特徴です。
今年度も音響から照明の操作まで、すべて学生が担当しました。大学から持参したミキサー卓とホールを連携して音響制作を行いました。照明も、会場照明をゼロから仕込んで演出、ピンスポットライトの投射、またLED照明などによる演出を行いました。
また、多数のビデオカメラによってステージの模様を撮影し、多チャンネルによるマルチレコーディングを行った音源とともに、後日配信する予定です。これらの複雑な工程も全て学生によって進められます。サウンド制作コースの専門科目「舞台制作」「照明技術」の受講生と担当教員の協力により、白幕やジョーゼット幕、ポリシートを上方から吊るなどの演出も行っています。
今回も昨年に続き、お客様と対面でコンサートを行いました。大ホールでの開催と学生も不安が大きかったのですが、多くのお客様にご来場いただき大変盛会となりました。最後には、乃木坂46の「シンクロニシティ」を演奏して、大変盛り上がりました。ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
この次の、ゼミ発表会は、7月中にサマーライブとして行います。来年のゼミコンサートは2025年2月7日(金)に名古屋文理大学文化フォーラム中ホールで開催予定です。また、コーラスクラブは3月15日に卒業式が、また4月1日に入学式がいずれも名古屋文理大学文化フォーラム(大ホール)で行われ、蛍の光、文理賛歌、名古屋文理愛唱歌「Stand Together」を歌う予定です。
配信のご案内
第17回名古屋文理大学サウンド制作ゼミコンサート
「Hasta La Vista(アスタ・ラ・ビスタ)」
2024年3月8日(金)配信予定 ※詳細はX(twitter)をご覧ください。