本学と愛知県立春日井東高等学校とは令和5年6月17日に高大連携協定を締結致しました。高校と大学とが連携し共にこの地域に貢献できる人材の育成を目指します。

令和5年11月13日（月）、愛知県立春日井東高等学校にて本学情報メディア学科の櫻井雅子客員教授が「将来を見据えて～学び続ける人になれ～」と題し、「総合的な探究の時間」に2年生約140名に対し講演しました。

櫻井客員教授は、生徒達に、人生100年時代に突入した今、この先何年生きるのかを問いかけました。現在、技術進歩やＡＩの出現等により、世の中が激しい変革の時を迎えていることを説明し、その中で若い生徒たちがこれからずっと活躍していくためには、社会の変化を見据え、学び続けることが大切であることを話しました。また、生徒が将来就く職業に、現在とは異なる大きな変化が予想されることを示し、平成27年と令和2年に行われた国勢調査のデータから職業の変化について述べるとともに、特に増加した職業についてその傾向や背景を説明しました。このような現状にあって身につけるべき力はどういうものか、今後の進路はどうやって決めれば良いのかを伝えました。

最後に、進路を決める際には保護者に相談しつつも人に言われたことをそのまま鵜吞みにするのではなく自ら考え最後は自分で決断し一歩を踏み出すことが大事である、100歳まで学び続ける人であってほしいと締めくくられました。

生徒達は静かに真剣に耳を傾け、熱心にメモをとっていました。

生徒の皆様の将来が輝かしいものになりますよう祈念しつつ、高校と大学とでより良い連携を目指し、地域貢献に尽力していきます。