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お知らせ

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健康栄養学科学生が幼稚園にて食育活動を行いました

 令和5年7月28日(金)、健康栄養学科 北川絵里奈助教ゼミの4年生が学校法人瑞泉寺学園つしま幼稚園にて年中・年長クラスの園児を対象に食育活動を行いました。

 今回は「ごはんをのこすとどうなるの?」をテーマとし、食品ロスや残さず食べることの大切さについて考えるデジタル紙芝居を行いました。
 まずは導入として、カレー作りのパネルシアターを行いました。学生が作成したカレーの具の教材を出すたびに、園児たちは「ジャガイモ」、「お肉」などと大きな声で答えてくれました。また、何ができるか聞くと「カレー」と答えてくれ、大変盛り上がりました。
 続いて、本題のデジタル紙芝居「ごはんをのこすとどうなるの?」を実施しました。紙芝居では、苦手な食べ物を残してしまうたろうくん・お父さん・お母さん・やさいさん・おにくさん・おさかなさんが登場し、食べ物がどうやってできているのかお話をしました。食べ物を大切に育ててくれる農家さんや漁師さん、料理してくれるお父さん・お母さんなどたくさんの人のおかげで美味しい「ごはん」が食べられることを園児に分かりやすく伝えました。
 次に、食事の前後にする挨拶について、園児たちに問いかけながら、お話をしました。 “いただきます”と”ごちそうさま”には、食べ物や食べ物ができるまでに関わったすべての人たちへの感謝の気持ちが込められていることを伝えました。また、好き嫌いをして食べ物を残すと体にも地球にも悪いことや食品ロスのお話もしました。
 最後にこの紙芝居の振り返りを○✕クイズで行いました。園児たちは両手で○や✕を作って答えてくれ、“いただきます”の意味などをしっかりと理解してくれた様子でした。     
 「おはなし、楽しかった?」という学生からの問いに園児たちは元気よく手を挙げてくれました。学生たちは「ありがとうの気持ちを込めて、“いただきます”を言おうね」、「嫌いなものでも、まずは一口食べるよう頑張ってみましょう」と締めくくりました。
 ありがとうの気持ちを忘れずに挨拶をできるように「あいさつポスター」や、食事前後の挨拶ができたら色を塗る「あいさつぬりえ」も用意し、今後の食生活に繋げました。今回の食育活動が子どもたちの食の興味を広げ、食べることへの意欲向上に繋がると嬉しいです。

 貴重な食育の機会をいただきました学校法人瑞泉寺学園つしま幼稚園の皆様に感謝申し上げます。