本学は、稲沢市との間で、地域連携を推し進めています。その一環として、秋の読書週間に合わせて、11月3日（祝）稲沢市立中央図書館を、世良ゼミ（専門演習、基礎演習、フレッシュマンセミナー）に所属する１～３年生８名が見学しました。

　塚本ゆかり館長にご案内いただき、図書の修復の方法や、一般には公開されていない図書館の閉架書庫の見学、スタッフ・司書の方から書籍管理システムの説明をしていただきました。一般利用者では見ることのできないICやバーコードを活用した本の自動搬送システムには情報システムを学ぶ者にとって、大変参考になり有意義な見学会でした。終了後、希望者は図書館利用登録を行い、図書資料の貸し出しを受けて、秋の夜長を読書に勤しむ機会となりました。

　また、本学図書情報センターとの連携協定により、大学に居ながら稲沢市図書館3館の図書資料を借りることができるとの説明をいただき、特に、地域の資料などを、卒業研究に向けて活用できることを知りました。また、教職課程を受講している人は、今後、文部科学省が実施する「学校図書館司書教諭」の講習を受講するためにも、公共図書館や学校図書館（室）についての知識を持つことがよいでしょう。今回、参加定員を設定したことで、参加できなかった人にも、次年度も見学会や、連携イベントなどを企画検討できればと思います。