イチョウが色づく11月下旬、「そぶえイチョウ黄葉まつり」が「祖父江ぎんなんパーク」と「祐専寺」をメイン会場として毎年開催されます。まつりの期間中は、イチョウ林散策のほか、ステージイベントやイチョウ写生大会、写真コンテスト、特産品の販売などが行われます。夜間にはメイン会場周辺でライトアップされたイチョウの木が見られます。
その一環として、サテライト会場(稲沢厚生病院)において、徳島大学教育教授の佐藤征弥博士が講師を務める一般講演会『イチョウが紡いできた物語-歴史、伝承、DNA分析からみた伝来・伝播について』が開催されます。
また、本学の学生が作成した研究発表のポスター展示も同時開催いたします。
皆様の参加をお待ちしております。
- 日時
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令和7年11月29日(土)
12:50~14:10
(開場11:40~) - スケジュール
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11:40~12:50
名古屋文理大学生ポスター展示(吉田洋ゼミ、内田英伸ゼミ)12:50~14:10
一般講演会
「イチョウが紡いできた物語-歴史、伝承、DNA分析からみた伝来・伝播」 - 場所
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JA愛知厚生連稲沢厚生病院 南館4階講義室
愛知県稲沢市祖父江町本甲拾町野7番地
TEL.0587-97-2131
- 対象
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ご興味やご関心のある方
- 定員
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50名(先着順)
- 参加費
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無料 ※事前登録制
- お申込み方法
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■上記サイトからのお申し込みが難しい方は、11月3日(月)~11月27日(木)までに
FAXまたはメールにて下記の必要事項をご記入のうえお申込み下さい。1.参加人数(申込者を含む)
2.代表者の名前(ふりがな)
3.代表者の住所
4.年齢
5.学校または職業
6.メールアドレス(お持ちの方)またはFAX番号
※定員を超えた場合は、期日前に締め切ることがあります。
※参加登録で収集した個人情報は、講演会の運営のためのみに使用します。
■FAXまたはメールのご利用が難しい方は
名古屋文理大学 地域連携センターまでお電話にてご相談下さい。
電話: 0587-23-2400(受付:学校開放日の平日9時から17時) - お申し込み/お問い合わせ先
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名古屋文理大学(内田英伸)
FAX: 0587-21-2844(代表)
メール: renkei@nagoya-bunri.ac.jp電話: 0587-23-2400(受付:学校開放日の平日9時から17時)
- 講演内容
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イチョウは非常に古い種であり、古生代後期・ペルム紀の2億8000万年前頃には出現し、新生代の第三紀までは日本でも化石が出ます。しかし、およそ7000万年前から次第に減少し、中国の一部の地域にかろうじて残り、南北朝時代に日本に伝来したと考えられています。さらに、江戸時代に長崎の出島からヨーロッパに伝わりました。今や、イチョウは世界各地において、観賞用、食用・薬用、街路樹として植えられ、また、宗教とも結びついています。本講演ではイチョウが紡いできた物語-歴史、伝承、DNA分析からみた伝来・伝播について、文化とのつながりを交えながら紹介します。
- 講師紹介
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佐藤征弥 先生(徳島大学生物資源産業学部教育教授、理学博士)
【経歴】
1990年 筑波大学第2事務区文部技官
1992年 科学技術庁科学技術特別研究員
1995年 農林水産省農業生物資源研究所COE非常勤研究員
1995年 徳島大学総合科学部講師
2023年 徳島大学生物資源産業学部教育教授【主な著作と発表】
2024年 人と植物の関係史および植物保護に関する研究(康楽賞受賞)
2023年 樹にまつわる伝説・伝承-日本と朝鮮半島の比較および樹種による違いについて(TREE DOCTOR)
2023年 木の歴史、現在、未来が見えるとくしま木育ハンドブック(徳島県)