令和7年9月12日(金)に、令和6年度に実施した臨地実習Ⅱ(病院実習)の報告会が開催され、4年生による発表に3年生も参加しました。
臨地実習Ⅱでは、3年生の8月から3月にかけて、愛知県・岐阜県・三重県内の病院で2週間の実習を行いました。
実習施設と発表タイトルは以下の通りです。
①三重大学医学部附属病院
「病院の栄養管理について」
②津島市民病院
「~津島市民病院での実習を終えて~」
③独立行政法人 桑名市総合医療センター
「個人・集団の栄養指導について」
④医療法人 社団喜峰会 東海記念病院
「ミールラウンドについて」
実習で学んだ、栄養管理や栄養教育における工夫、そして多職種連携の重要性について報告がありました。特に栄養教育の場では、患者さんの知識やライフスタイルに応じて、一人ひとりに合った目標を一緒に立てていくことの難しさを学生たちは実感したのではないでしょうか。
栄養教育は一度きりで終わるものではなく、評価・改善・再計画を繰り返す必要があります。まさに「PDCAサイクル」が応用されていることを体感できた実習だったと思います。
報告会の最後には、4年生から3年生に向けて、臨地実習への取り組み方や課題への向き合い方についてのアドバイスがありました。臨地実習Ⅰと同様に、さまざまなことに興味を持ち、積極的な姿勢で臨むことの大切さを改めて感じる機会となりました。
これから実習を迎える3年生には、自分の目標を明確にし、充実した実習となるよう準備を進めてほしいと思います。
実習生を受け入れ、ご指導いただきました各施設の先生方に厚く感謝申し上げます。

