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情報メディア学科

世良清客員教授が岐阜県立岐阜各務野高等学校で出前授業を行ないました

 6月18日(水)、岐阜県立岐阜各務野高等学校において、専門科目「観光ビジネス」の授業で、世良清客員教授が「観光ビジネスにおける観光振興策の立案について」をテーマに、出前授業を行ない、生徒約50名が参加しました。同校ビジネス科への出前授業は、2021年から毎年実施し、今回で5回目となりました。授業の内容は、地域研究や商品開発を通して、商標や意匠などの産業財産権・知的財産権への意識や知識を習得することによって、地域の活性化に貢献できる人材の育成を目指すものです。

 今回は、45分と短い時間での実施となり、内容を精選しながら授業を構成しましたが、授業後に提出されたリアクションペーパーには、

 「パッケージデザインは商品の保護だけでなく、ブランドイメージや魅力を伝えて消費者の購買意欲を高めるためのデザインで商品の顔としてブランドと消費者を繋ぐ重要な役割となっている。」

 「商品を売るときに大事なのはたくさん売れてお金がたくさん入るのも大事だけど、地元、地域を盛り上げのも大事ということを知った。他にも商品開発はただ「もの」をつくるのではなくアイデアを作るということ聞いて確かにモノを作るのだから簡単だけれどもそこにどのようなデザインにしたらどのくらいの金額にしたらなどのアイデアがないと競合他社に負けてしまうと思うから、この言葉にはとても納得した。地元・地域を盛り上げるには昔ながらのものを再開発して商品化することが大切だということも分かった。」

 「岐阜県では白川茶や白川郷などを観光として紹介していることが分かりました。また、商品をたくさん売るには、消費者の注目を引き、おいしそうなイメージを与えることによって売上が上がるので、一目見たときのインパクトをより与えることによって商品を売りやすくするということが分かりました。」(以上、原文のまま)

 などと感想が寄せられ、生徒の皆さんには、地域の身近な商品やイベントなどに興味関心を持っていただくことが出来ました。さらには、1月後にやってくる夏休みには、岐阜や各務原などのフィールド調査・体験を通して、自身の生き方・在り方を考える機会にしていただければ幸いです。

 岐阜県立岐阜各務野高等学校では、これまでも本学主催の「Bunri Creative Award 2024 地域創造のための高校生コンテスト」(情報メディア学部部門)に、多数応募していただいています。今年度も「観光ビジネス」の成果をまとめていただき、ご応募をお待ちしております。