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お知らせ

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「おでかけ市長室」を実施しました

令和4年11年29日(火)、全学科対象基礎教育科目「地域の課題」(担当教員:栗林芳彦教授)において加藤錠司郎稲沢市長を迎え、『おでかけ市長室』を実施しました。『おでかけ市長室』とは、市内の市民の集まりに市長が出向き、直接、市民の方と意見交換を行うものです。前半に市長から市政についてご報告をいただき、後半に希望するテーマについて意見交換を行います。本講演では、地域の活性化をテーマとし市長をお招きしました。

 加藤市長より財政状況や人口比率とあわせて市街化調整区域の宅地が多い特徴をもち、農業が盛んであることや日本のほぼ中央に位置していることなどのお話をいただき、学生は改めて本学所在地である稲沢市について学ぶことができました。さらに「子育て・教育は稲沢で」推進事業として保育業務のICT化やゼロカーボンシティの実現に向けた取組み、また保育園等で使用する紙おむつの無償提供(令和5年3月31日まで)を行っていることなどをご紹介いただきました。

 その後、学生が稲沢市の名所の一つである美濃路稲葉宿本陣跡の活性化についてプレゼンテーションをしました。現状から改善方向性を考え、稲沢市の特産品のコラボレーション企画や学生の視点から若い世代に足を運んでもらうための提案を行いました。提案を受け加藤市長からは、嬉しい感想のお言葉とともに提案の一つ一つに対して現在の取組みや実情を踏まえて実現の可能性などを丁寧にご回答いただきました。

本講演は地域の課題について学んできた学生にとって、稲沢市をより深く知るきっかけになったとともに、市長と直接意見交換をする大変貴重な機会となりました。