昨年10月に本学は株式会社十六銀行様と産学連携に関する協定を締結しました。その連携の第一弾として、昨年度十六銀行様の取引先である社会福祉法人清穂会様とコラボし、岐阜で栽培中のブランドバナナ「せいすい信長バナナ」を用いた学生によるレシピコンテストを実施しました。
せいすい信長バナナの新しい可能性を広げるために、学生の斬新な料理・菓子アイデアをフードビジネス学科1~4年生を対象に募集し、70点ものせいすい信長バナナの特性を活かしたレシピの応募がありました。岐阜グランドホテル総料理長様を審査委員長に迎え、岐阜グランドホテル料理長様、清穂会理事長様及びバナナチームリーダー様、十六銀行地域商品開発メンバーJeweliaチーム女性3名の計7名の方々に審査していただきました。一次選考で20点が選ばれ、二次選考では10点に絞り込まれ、最終的に、最優秀賞1点、優秀賞2点、審査員特別賞2点(うち1点は十六特別賞とダブル受賞)が選出されました。
そして令和3年4月21日(水)、本学にて表彰式が開催されました。表彰式では、清穂会理事長様より「非常に高評価で順位をつけづらかった。岐阜グランドホテル総料理長は一度作ってみたいと仰っていました。こちらとしても受賞者を呼んでバナナ狩りを行いたい。」、十六銀行地域創生部調査役の方からは「珍しい無農薬の国産バナナを世の中にさらに広めていくことが地元の岐阜として大事な仕事。」とご挨拶いただきました。
受賞学生5名は清穂会様よりせいすい信長バナナの茎と葉を利用したバナナペーパーの表彰状と副賞、そして立派なせいすい信長バナナもいただきました。また、1名は十六銀行様からも表彰されました。
最優秀賞受賞学生は、「タルトが好きですが、バナナタルトは食べたことがなかったので今回考案しました。皮のままチップにするところや3種類の味わい(バナナクリーム、丸ごとバナナの入ったホイップクリーム、グルテンフリータルト)が楽しめるところがアピールポイントです。メニュー化されたら一度ぜひ食べに行きたいです。」と表彰式に出席し、壮大なことになったと驚いていましたが、審査員から絶賛のレシピだったと伺いし、大変嬉しそうでした。
今後商品・メニュー化され、多くの方々に皮ごと食べられるせいすい信長バナナの美味しさが広まることを期待しています。
※写真撮影時のみマスクを外しています。