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お知らせ

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春日井市主催のかすがい熟年大学にて講師を務めました

 令和5年7月26日(水)に、本学健康生活学部健康栄養学科石川豊美准教授が、春日井市が生涯学習講座として開講している「かすがい熟年大学」(生活コース)全13講演のうちの1つを担当されました。文化フォーラム春日井で行われた「旬を食べる -食べ物と日本の四季のつながり-」と題した本講座では、約100名の方がご出席されました。

 はじめに、世界最長寿の女性を例に挙げ、病気にならないことが長寿の秘訣であり、今は病気を治療するより病気にならないように予防する時代になっているとお話され、その予防のキーワードとして運動・休養そして栄養を挙げられました。

 また、食べ方も大事であるとし、食事は五感(視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚)を総動員することや、その際に使われる五感の割合や何を見て食事をしているかなど、食事をより効果的に楽しむためには何を意識すると良いのかを話されました。

 続いて、魚だけでなく牛肉にも旬があることや、四季の旬の野菜を順に紹介しました。旬の野菜は美味しいだけでなく、体を助けてくれる栄養や作用が含まれていることなどから、なぜ旬の時期に食べたほうが良いのかを分かりやすく解説、またキーワードとして「まごはやさしい」や、五色(赤・黄・緑・白・黒)を組み合わせた食事についてそれぞれの持つ栄養や働きを話されました。

 最後に、栽培技術や食品加工技術の進歩や輸送網の拡大などにより旬が変わりつつあるが、彩りよくそろえていただくと栄養バランスが取れるので、1品だけでなくいろいろなものを少しずつ召し上がっていただくのが健康の秘訣と締めくくられました。 参加者の方々は、食事の際の五感の割合に驚いたり、うなずきながらメモを取られたりして、熱心に聞かれていました。