令和3年8月5日(木)・6日(金)、本学・稲沢市・一般財団法人稲沢市文化振興財団の三者による連携公開講座【小学生プログラミング教室】を開講し、情報メディア学科学生によるコード教育プロジェクトのメンバーと長谷川聡教授、小橋一秀准教授が講師を務めました。コロナ禍にも関わらず倍率2倍以上という人気ぶりでした。講座当日は、抽選にて当選した小学4~6年生10人全員が2日間とも参加してくださいました。
参加者全員から楽しかったという感想をいただき、また保護者の方からも「楽しくプログラミングについて学ぶことができ、充実した2日間でした。」、「ほとんど初心者でしたが、丁寧に教えていただき、みんなから遅れることなく作業できていました。」と嬉しいお言葉をいただきました。
1日目は、名古屋文理大学文化フォーラムにて「Ozobotと触れ合おう!」をテーマに、たこ焼き型ロボット”Ozobot”を用いて問題を解いてもらいました。Ozobotは、シールのカラーコードを読み込み、シール上を通過するライントレーシングロボットです。参加者は、学生からのOzobotの目線になってロボットの動きを考えてみることや問題用紙の向きを変えてみることといったヒントを参考に、思い通りにOzobotが動くよう一生懸命に道順を考えていました。学生たちが考えた問題は、「この夏に行きたいところはどれ?Ozobotと一緒に好きなところにたどり着こう!」や「しりとりでゴールを目指そう!」など、小学生が楽しめるよう工夫したもので、参加者は休憩中も問題を解くほど夢中になっていました。最後には自分が考えた答えを手を挙げて発表してもらい、皆で共有しました。
2日目は、本学にてプログラミング言語”Scratch”を使ってゲームを作ってもらいました。学生によるマンツーマンでのサポートのもと、参加者はゲーム内のキャラクターを自分でアレンジしたり効果音を追加したりして、自由にゲームを改造し、最後には皆でゲームを共有し遊び合いました。
昨年度から、小学校でもプログラミングの授業が始まりました。今後も、地域の小学生の学びに貢献し、大学生も教材開発や教育経験を通して学びながら地域に貢献できる機会を作っていけたらと考えています。