NEWS

情報メディア学科ニュース

お知らせ

第7回林業×ITハッカソンに学生・教員が参加!

2024年3月2日(土)〜3日(日)に岐阜県森林文化アカデミーで開催された第7回「林業×ITハッカソン」に、アプリ開発プロジェクトメンバーと本学教員の石郷祐介助教が参加し、考案したアイデアを制作・発表しました。

本ハッカソンは、林業従業者とITエンジニアが協力して、現代の林業課題を解決するアイデアを1泊2日で考案して制作・発表するイベントです。普段は関わることがない異業種の方と交流して、ITの新たな活用や視点を獲得することを目的に参加しました。

今回のハッカソンのテーマである「架線」は、森の中で切り出した木を林道まで運搬するための技術です。まずは、森林文化アカデミーの演習林に入り、実際の架線作業の現場を見たり、集材機の操作を体験しました。その後、参加者の林業従事者の方と交流して、架線の問題点を洗い出し、解決するためのアイデアを考案しました。それぞれのアイデアの試作品を制作するチームに分かれ、2日目の発表に向けて開発作業を進めました。
発表したひとつ目の提案は「架線食堂」というもので、技術者が減っている架線を身近に感じてもらうためのコンセプト食堂です。実際の店内を3Dモデルを作成して発表しました。2つ目の提案は、「森林版現場猫Bot」というもので、技術継承や安全ノウハウの共有を促進するために、専用サイトから、実際のヒヤリハット(危険な場面)事例を現場猫をモチーフしたコラージュ画像を作成して投稿することができるサービスです。LINE登録することで、毎日1回投稿された事例が送信されるので、安全確保の意識向上に繋がります。
本ハッカソンは、森林文化アカデミーの宿泊施設に泊まることができ、2日間の食事も提供されます。2日目の昼は、周辺で捕れた鹿肉をバーベキューでいただきました。

アプリ開発プロジェクトでは、今後も積極的に外部の開発イベントに参加することで、学生の創造性と技術力の向上につなげていきます。