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健康栄養学科ニュース

お知らせ

管理栄養士の役割についてご講演いただきました。(5)福祉施設②

令和4年7月6日(水)に健康栄養学特論・臨地実習指導にて、健康栄養学科3年生を対象に「高齢者の栄養管理」について講演会を開催しました。

 ナフス株式会社・メディカル開発室長、ならびに機能強化型認定栄養ケア・ステーション鈴鹿の代表としてもご活躍されている「中東 真紀」先生を講師として、栄養ケア・マネジメントについてご講演していただきました。 講演では、「高齢者の栄養管理」に関するお話を中心に、「科学的介護情報システム(LIFE)」や「栄養ケアプロセス」などについて教えていただきました。 また、症例を使用して実際に栄養ケア計画書を作成しながら、注意点等を教えていただきました。栄養ケア計画書に関しては、「これが正解」というものが無く「やりがいや難しさ」についても知ることが出来ました。自分たちが記入した計画書を発表して先生に助言をいただく機会もあり、学生にとって大変有意義な時間になりました。

栄養ケア計画書等の具体的なお話をしていただいたことで、学生たちは福祉施設で働く管理栄養士像をイメージできたと思います。これを機会に、一人一人に合わせた栄養ケアをしていくことができる管理栄養士になってくれるよう期待しています。

今回の講演を含め、5人の講師の先生から管理栄養士の役割についてお話をしていただきました。学校・事業所給食や福祉施設、病院における仕事内容の違いや、そこでの経験から得たことをお話しいただいたことで、現場で活躍する管理栄養士像をイメージできたと思います。

 本学科では、現場で活躍する管理栄養士による講演会などを行って、より実務的な知識や情報を習得して、社会で活躍できる管理栄養士を養成しています。