令和5年12月20日と令和6年１月10日に健康栄養学特論Ⅰにて健康栄養学科1年生を対象に講演会を開催しました。

今回は、愛知県稲沢市にて100年以上蒟蒻を製造してみえる老舗のナカキ食品株式会社代表取締役の「中村　寿和」先生を講師として日本の伝統食品「蒟蒻」について様々な視点からご講演いただきました。

１回目の講演では、まず蒟蒻がどのようにつくられているのか学生に理解してもらうため「蒟蒻のつくり方体験」を行っていただきました。

初めての蒟蒻作りに和気あいあいとした雰囲気の中、楽しみながら積極的に体験に参加する学生の姿が多く見られました。実際に蒟蒻を一から作ったことで蒟蒻の材料や製造法について深く理解することができました。

２回目の講演では、蒟蒻の市場についてお話ししていただき、蒟蒻に対する購買意識や健康志向に伴う需要の変化を学びました。そして、これらの市場調査から開発された新たな商品を試食させていただきました。

蒟蒻を使用した麺類、白玉団子、フルーツヨーグルトなど従来の蒟蒻からは想像できない様々な商品を学生たちは興味深く試食させていただきました。このような商品の開発・研究への取り組みについても詳しくお話ししていただき、蒟蒻の様々な可能性について知ることができました。

今回の講演を通して学生が、様々なことに好奇心をもって挑戦することの重要性を理解し、社会で広く活躍できる管理栄養士を目指すことを期待しています。