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お知らせ

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学生が稲沢市荻須記念美術館の課題に取り組みました

 全学科対象基礎教育科目「地域の課題」(担当教員:栗林芳彦教授)では、学生が地域の課題について学び、それに対する解決策を自ら考えることによって市民と行政の在り方について知見を深めることを目的としています。授業は、稲沢市役所の担当課よりオリエンテーションを受け、これをグループで議論し、課題の解決法をプレゼンテーションするという形で進められます。

 約30名の学生が3つの課の課題に取り組むこととなりました。最初は稲沢市荻須記念美術館様です。令和5年9月26日(火)にオリエンテーションが行われ、美術館様より「美術を楽しむ心を育む~再訪のきっかけ作り~」と題し荻須記念美術館の来館者数や現在行っている取り組み、また美術史についても解説いただきました。そして課題として「どうすれば学生の自発的な再訪が実現するか?」を挙げていただきました。その後皆で美術館に足を運び、油絵や画家荻須高徳氏の初期と晩年の作品の違い等をご説明いただきました。

 翌週より2週に渡り6チームが与えられた課題に対して調査し、問題点を抽出、その抽出された問題点についてどのような解決が可能かアイディアを出し合いました。

 そして10月17日(火)、チーム毎にプレゼンをしました。6チームの様々な案について美術館様からは「改善のきっかけになった。参考にさせていただきたい。」と講評をいただきました。また、学生は独創性・実現性・実効性の観点から他のチームのプレゼンを評価し、優良チームは12月に開講予定の「おでかけ市長室」にて稲沢市長へプレゼンを行う予定です。