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お知らせ

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稲沢東高等学校理系クラス対象に模擬授業を行いました

 令和5年7月10日(月)、高大連携協定先の愛知県立稲沢東高等学校理系クラスの2年生3名と3年生8名を対象に、「おいしさ」を感じる味覚についてフードビジネス学科宮島彩助教が模擬授業を行いました。

 味覚の機能やおいしさの要因、おいしさを評価する食品官能評価についての解説後、生徒の皆さんに甘味、塩味、酸味、苦み、うま味の5つの味を識別することができるか検査する味覚テスト(5味識別テスト)を行っていただきました。味覚審査員になったつもりで皆さん真剣に取り組んでいました。全員の解答を集計し、正解率も出しました。

 食べ物のおいしさを評価する場合おいしさに関わる要因を評価項目にする必要があるということからご飯を例にご飯のおいしさに関係する要因を味・香り・食感・見た目・温度の面から考えてみました。そして各自好きな食べ物を1つ決め、その食べ物のおいしさに関わる要因にはどんなことがあるか書き出し、その中からその食べ物のおいしさの一番の決め手となる要因を選ぶという作業をしていただきました。皆さんの好きな食べ物を参考に次回11月頃は実際に食べて官能評価を行う予定です。

 生徒さんは、「久しぶりの実験で楽しかった」と、大学で大学教員から学ぶといういつもとは異なる環境での授業に新鮮さを感じ楽しく学んでいる姿に嬉しく思いました。