令和6年6月2日(日)、本学にて第10回高校生スイーツコンテストを開催しました。
このコンテストは、これから数年先に始まるであろう職業生活に自信を持って踏み出すことができる一助になればとの思いから平成27年8月『第1回高校生スイーツコンテスト』が開催され、今年で10回目となりました。
今年度は78チームの応募があり、本学の製菓担当教員が作品の美しさ・アイデア・アピールポイントなどについての書類による一次審査を行い、6チームが本選に選抜されました。
本選では、コックコートにコック帽、そしてコンテストのオリジナルエプロンを身にまとった出場者の皆さんが、今年のテーマである「お茶を使ったケーキ」を2台分完成させました。本学製菓専攻の学生がサポート役として各チームに1名つき、器具の場所・使い方の説明や作業の補助などを行いましたが、その学生たちからは「当日も朝早くに起きて試作したと聞いた。アイデアもすごいけれど努力もすごいので、緊張しながらサポートしました。」と出場者の熱意に驚いた声が聞こえました。
審査では、完成度・衛生面・時間・プレゼンテーションなどを総合的に評価し、愛知県立瑞陵高等学校3年鈴木音花さんの『向日葵』がグランプリに輝きました。鈴木さんは、昨年度敢闘賞を受賞し、次回は上位を目指したいとリベンジしてくださいました。「今回レベルが高かったのでグランプリときいて驚いた。とても嬉しい。」と喜びの声が聞かれました。
審査員のプロのパティシエの方からは、「新しいアイデアをみて自身ももっと勉強しようと思った。ぜひお菓子に係る仕事に関わってほしい」、「自分が思う高校生よりハイレベルだった。自分の色が出せる業界なので、今後も臆することなくチャレンジするとよりよくなるのでは。」と激励のお言葉もいただきました。
本選出場の高校生の皆さん、1日お疲れさまでした。これからもお菓子作りを楽しみ、たくさんの人を笑顔にしてください。
グランプリ
『向日葵』
(鈴木 音花さん/愛知県立瑞陵高等学校)準グランプリ
『抹茶づくしのケーキタルト』
(鈴木 沙来さん/愛知県立豊丘高等学校)愛知県教育委員会賞
『香茶』
(髙橋 美優さん/愛知県立豊丘高等学校)名古屋市教育委員会賞
『アールガトランタン』
(泉舘 紅葉さん/三重県立伊賀白鳳高等学校)敢闘賞
『ほうじ茶のフルーツリボンケーキ』
(川島 はるさん/京都府立洛北高等学校)
『紅茶とパイナップルのミルクレープ』
(濵島 芽吹さん/愛知県立東浦高等学校)